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「こらこら、またくだらないことで喧嘩すんなって。金なら俺が出すから」
と、またもや喧嘩を止めてくれるみっくん。
みっくんの言葉に、私たちは口を揃えて
「「ごちそうさまでーす!」」
なんて言ってしまうもんだから。
「……お前ら、なんで俺を呼んだの?(笑)」
と言われる始末。
それはそうだ。
これは元々、みっくんへの感謝とお詫びをするための会だったのに。
結局私たちはみっくんに甘えてしまうんだ。
「あ、そういえばさっきタクシーでね、4桁クイズしてたの!」
「あー、あれね。出来たの?」
「ううん。出来なくて途中で断念した」
「ナンバーは?」
「28-56」
私がそう言うと、みっくんは少し考えた後、にやっと笑った。
「もう出来たの?」
「簡単じゃん。まず2と8を足して10にする。その後6-5をして、1。10×1は?」
「10!!」
「はい、正解」
嬉しくって、みっくんに手を伸ばしたらハイタッチしてくれた。
「お前、タクシーでそんなことやってたの?」
「うん!なんか景色見てたらふと4桁クイズ思い出してさ〜!でも全然出来なかった(笑)」
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好き - 北山君が大好きです彼氏にしたいぐらいイケメンでカッコいいです会いたいなぁ〜 (2022年2月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっ。 | 作成日時:2020年7月11日 1時