君に恋をした。◇ 4 ◇

◇06◇ ページ10

＊＊＊＊＊＊＊

「 えっと…貴方が北山さん？」

北「 ぇ…あ、はい。」

「 じゃあ、北山さんはおちびちゃんと一緒にこちらに… 」

北「 …はい。ちびミツ…」

ミ「 はいっ！」


玉「 んはは。敬礼可愛い。」

二「 うん(笑)ほんっとちっちゃいミツ！(笑)」

千「 ね(笑)」

横「 ふっ。」
てか…
また広い控え室…

ミツはちびミツと共に
仕切りの向こう側へ誘導されて…

あ〜…
きっと
仕切りの向こうには…


藤「 あの…お…僕は… 」


「 花婿さんの担当の子、今、私の用事で動いて貰ってて…もう少しで戻って来ると思うので待ってて下さい。」


藤「 はい… 」

横「 …太輔… 」

藤「 ん？」

横「 ミ」


北「 なぁぁぁぁぁぁあ？！！///」

ミ「 にゃっ？！」

「 どうされました？」

北「 それは、おっ…僕のセリフです！！///」

「 え？」

北「 僕がこれ着るんですか？！///」

「 ええ。そう聞いてます。」

北「 いやいやいやいや。男です！僕、男です！！///」

「 ん〜…まぁ…とりあえず、早く脱いで下さい。」

北「 えぇぇぇぇ？！///とりあえずぅぅ？！///」

「 おちびちゃんはこれね？フフフ。お揃いよ？」

ミ「 おそろい？」

「 うん。ママと同じドレスよ？ふふ。」

ミ「 みつくんとおなじー！」

北「 っ？！///」


二･千「｢ ちびミツも？！｣」

玉「 湊さんすごっ。んはは。」


藤「 …ﾄﾞﾚｽ… 」

横「 …太輔…ニヤリとするな… 」

藤「 あ(笑)」


＜ガチャッ＞


宏母「 着替え終わった？」


藤「 先生。」


二･千「｢ ミツママ！｣」

玉「 お久しぶりでーす。」


横「 ひかりさん。お久しぶりです。」


宏母「 皆。お久しぶり。ふふ。相変わらず元気ね〜。」

二「 取り柄っす！」

千「 はいっ！」


横「 別の取り柄を持ってくれ… 」

二･千「｢ え？(笑)｣」

玉「 んはは。」


藤「 …先生…いや…お義母さん…あの」

宏母「 宏光の事、末永く宜しくお願いね？」

藤「 え？」

宏母「 ふふ。あ、で、その宏光は」


北「 ちょっ待って下さい！似合わないですって！！」

「 そんな事ないですよ。一度着てみれば」

北「 いやいやいやいや。」


横「 …仕切りの向こうに(笑)」

宏母「 …やっぱり一筋縄では」

玉「 ミツママ〜？ちょっと耳貸して〜(笑)」

宏母「 ぇ？」


＊


玉「 …どうでしょう？(笑)」

宏母「 ふふ。わかった♪」


二･千「｢ ？ ｣」

藤「 玉？」

玉「 大丈夫(笑)」

横「 … 」
何を言ったんだか…

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