魔法使いの口説き方。≪第２章≫

67*お姫様達のお母さん。* ページ32

＊＊＊＊＊＊＊

北「 ｽｰｽｰ… 」


横「 …太輔… 」

藤「 …はぃ… 」

横「 …お」

＜ガチャッ＞

ニ「 おはよーございまーす♪」

千「 おは…ぁ…(ニカ！静かに！)」

ニ「 ぇ？」

千「(ミツ寝てる。)」

ニ「(あ。)」


横「 小声で話さなくてもいいよ？」

千･ニ「｢ え？｣」

横「 誰かさんのせいで北山さんは既にお疲れですから、ちょっとやそっとじゃ起きません。」

藤「 … 」

千･ニ「｢ 北山さん… ｣」


ニ「(ワッター激おこ？)」

千「(ぽいね…。またあれかな？///)」

ニ「(あれって…)あっ！キスマ？！」

千「 /// 」


藤「 … 」

横「 太輔。前にも言ったよね？」

藤「 ぇ？」

横「 ミツの身体を労れって… 」

藤「 …ぅん。」

横「 好きな人が傍にいて我慢できないのわかるけど…程々にしろ。」

藤「 …ぅん。」

横「 体力はあると思う。ストイックだしな。けどな…若く見えるけど30だぞ？無茶させるな。」

藤「 … 」


ニ「(ワッター…ミツのお母さんみたい…)」

千「(うん。)」


横「 ニカ！お前も！」

ニ「 へ？俺？」

横「 健永に無茶させるなよ？」

ニ「 えっ？！」

千「 ！///」

横「 健永？無理な時は無理って言うんだよ？」

千「 えっ？///あっ…ぅん///」

ニ「 まだ最後までしてねぇ！！」

千「 ニカ！！///」

横「 だとしてもだ！」

ニ「 ぅっ… 」


藤「 … 」

ニ「(ガヤ…)」

藤「(…だから渉は要注意人物なんだよ…)」

ニ「(要注意人物？)」

藤「(ニカいいか？渉を怒らせたらお姫様に会えなくなると思え。)」

ニ「(えっ？！)」


横「 こらっ！何をコソコソ」

＜ガチャッ＞

玉「 …ぉは〜… 」

横「 …おはよ…裕太ど」

玉「 …ん〜？」

宮「 おはようございます！」

横「 おはよう…。」

宮「 あっ！ガヤさん！」

藤「 ん？」

宮「(昨夜はお世話になりました！)」

藤「(ああ(笑)仲直り出来たんだな？)」

宮「(はいっ！)」

藤「 ふふ。」

玉「 ガヤ〜… 」

藤「 何？」

玉「 ミツの横で寝てい〜？」

藤「 おお。」

宮「 …ゆー」


横「 宮っち… 」

宮「 ん？」

横「 ソファー座って？太輔とニカも。」

宮「 ぇ 」

藤･ニ「｢ … ｣」

ｷｼｯ

横「 これ以上無茶をさせる様なら、お前らのお姫様達は俺の家に連れて帰ります。」

ニ「 何でよ！？」

宮「 ぇ… 」

藤「 出た… 」

横「 それがイヤならちゃんとわきまえろ！！」

藤･ニ･宮「｢｢ …はぃ… ｣｣」


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