魔法使いの口説き方。≪第２章≫

57*王子様になった日。* ページ19

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2011年2月12日

4年前の今日…

安井が持ってきてくれた

茶封筒の中に…

俺達7人の運命が…


＜ガチャッ＞

藤「 あれ？ニカ達と飲みに行ったんじゃねぇの？」

北「 おかえり。ん？行ったよ？」

藤「 そっ…ってまた観てんの？(笑)」

北「 …ニカと千賀に言われた… 」

藤「 ん？何を？」

北「 /// 」

藤「 なんで照れてんの？(笑)」

北「 …んと///」


『 そぉいえば今日だね！』

『『 え？』』

『 ほら代々木で！安井が茶封筒持ってきて… 』

『 ミツ走り出す！(笑)』

『 そうそう！(笑)』

『 うるせぇ！///』

『 あ！俺ミツに聞きたかったんだけど…』

『 …何？』

『 黙読して一番にガヤさんを見たよね？』

『 …え？』

『 あー！俺も思った！』

『 だよね？！』

『 たぶん皆思ってんじゃない？(笑)』

『 … 』

『 てか俺DVD観てて…あっ！見た！って(笑)』

『 実は俺も(笑)あの時は…嬉しくて…嬉しくて… 』

『 そうだな…嬉しくて…でもこっからまたもっと頑張んなきゃなって… 』

『 …うん。ガヤも言ってたね(笑)』

『 ねぇミツ！今日帰ったら観て！！』

『 一瞬だけど！絶対ガヤさんの事見てるから！(笑)』

『 …ぇ…おぅ… 』


北「 で観てんの… 」

藤「 ふ〜ん。なるほどね(笑)で？」

北「 え？」

藤「 確認は出来ましたか？宏光君？(笑)」

北「 ぅぅぅ///」

藤「 ん？(笑)」

北「 …確認なんてしなくても…覚えてるよ… 」

藤「 … 」

北「 …すげぇ嬉しくて…やっと…色々あったけど…やっとデビュー…7人でデビュー出来るんだって…それと同時に太輔がどんな顔してるか気になって…///」

藤「 俺…どんな顔してた？」

北「 ぇ…ぁ…凛々しかった///」

藤「 … 」

北「 だから…なんか…あ、俺ら大丈夫だなって思えた…したらさ…走ってた(笑)」

藤「 あ〜…皆抱き合ったりしてんのに…一人がーって走り出して(笑)帰ってきたかと思ったら肩くんで…よっしゃーって(笑)渉に早く言わないとって促されたよね(笑)」

北「 そうそう(笑)」

藤「 …ふふ。」

北「 ん？」

藤「 あんまり突っ走らないでね？」

北「 え？」

藤「 いつも俺らの事引っ張ってくれてたけど…たまにはさ頼ってよ？(笑)」

北「 …頼ってるもん… 」

藤「 ん？」

北「 頼りにしてます！キング！(笑)」

藤･北「｢ … ｣」

藤･北「｢ ぁはははは。｣」


太輔が横に居てくれるなら…大丈夫！

これからもずっと…

7人で…

進んで行くんだ！

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