嘘つきな唇。

＊福娘を捕まえろ！ 3＊ ページ26

＊＊＊＊

横「 残り１５分！」

千「 ミツまだ？」

ニ「 うん。すげぇ〜。」

宮「 ガヤさんも玉もまだだよ。」
俺…早々に…

千「 宮っち早すぎだよ(笑)」

ニ「 一番乗り？」

宮「 うっ！」

千「 後残ってる福娘は… 」

ニ「 ミツと安井と安田君…と女子陸上部の田中さん？」

宮「 田中さんは…女子陸上部のエースだから。」

千･ニ「｢ なるほど。あ！｣」

藤「 渉！」

横「 ん？田中さんどうしたの？」

藤「 鬼の足に引っ掛かって転んだんだ。たぶん捻挫してる。」

横「 じゃあ保健室… 」

藤「 …田中さんは…棄権になんのか？」

「 藤ヶ谷君…私は別に… 」

横「 …太輔…お前まさか… 」

藤「 いいでしょ？(笑)」

横「 ったく… 」

ニ･千「｢ えっ？えっ？！｣」

宮「 ガガガガヤさん？！」

藤「 ニカ。健永。悪いんだけど田中さん保健室に連れてったげて？宮田。お前着替え手伝って。」

ニ･千「｢ わかった！｣」

宮「 了解です！」

「 藤ヶ谷君… 」

藤「 ここまで残ったんだ。ね？任せて。カラーボールはいくつ残ってる？」

「 ４つ… 」

藤「 凄いね。残ってる鬼は何人？」

宮「 玉と塚ちゃんと大倉君とあと３年生が４人… 」

藤「 ん。渉！福娘同士は協力していいの？」

横「 ああ。ってお前…それ」

藤「 ん？(笑)」

横「 …いや… 」


宮「 ガヤさん…大倉君との対決は？」

藤「 もちろん忘れてねぇよ？(笑)」

宮「 … 」
大丈夫かな〜…

＊

大「 だぁぁあ！宏光どこやぁぁあ！」

塚「 安田君もいないよー？」

大「 上は３年生が探しとったから…下の階に行ってみるか… 」

塚「 俺体育館の方見てくる！」

大「 わかった！」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ…

北「 … 」

安「 … 」

謙「 … 」

北「 …行ったな… 」

安「 うん。」

謙「 はい… 」

北「 カラーボールあといくつ持ってる？」

安「 ２つ… 」

謙「 …僕１つです… 」

北「 俺も１つだから…合わせて…４つ… 」

謙「 …あと５ふ」

「 見ぃつけた〜♪」

北「 やべっ！」

ｶﾞﾀｯ

安「 あっ！安井君？！」

謙「 鬼は一人なので僕が仕留めます！逃げてくださ」

「 それがもう３人居るんだよ。」

「 鬼が勝ったら何くれんだろね〜♪」

「 確かに…何も言わなかったな… 」

藤「 宏光ー！しゃがめー！」

北「 ！！安井！」

謙「 はいっ！」

安「 えっ？北山くっ？引っ張んないで！わぁ！」

ﾊﾟｼｯﾊﾟｼｯﾊﾟｼｯﾊﾟｼｯ

「｢｢｢ うわぁ！｣｣｣」

＊福娘を捕まえろ！ 4＊→←＊福娘を捕まえろ！ 2＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す