嘘つきな唇。

＊嘘つきな唇 2＊ ページ2

＊＊＊＊＊＊＊

きゃー♪きゃー♪


北「 … 」


＜ガラッ＞

横「 …ミツ？」


北「 ん〜？」

横「 …顎…痛くねぇの？」

北「 …ぇ？」

横「 窓のサッシの跡つくぞ？(笑)」

北「 …ぁ(笑)」

横「 あれ？ミツだけ？」

北「 ん？ニカと千賀は昼飯買いに行った。玉と宮田はまだだな(笑)…た…藤ヶ谷は…あれ… 」

横「 …ん？」


きゃー♪きゃー♪


横「 …相変わらずだな(笑)」

北「 …うん。…マイコが知ったら…ショックだろうな… 」

横「 マイコ？」

北「 …新しい彼女だよ。」

横「 …ミツ知ってる子？」

北「 知らねぇ。…どっかの女子高の…電車が一緒で…告られたって…言ってた。 」

横「 …ふーん…電車でねぇ… 」


北「 …俺…どうして…男なんだろ… 」


横「 …え？…なんか言ったか？」

北「 …顎いてぇ！！！」

横「 …だから言ったじゃん(笑)」

北「 …後で…保健室… 」

横「 サボって寝る気だろ(笑)」

北「 バレたか(笑)」

横「 …ミ… 」


＜ガラッ＞

ニ「 ミツー！焼きそばパンなかったぁ！」

千「 かわりにメロンパンにしたー！」


北「 何がかわりだよ！メロンパンあめぇわ！」

ニ･千「｢ え〜(笑)｣」

横「 …コイツらに行かせるからだろ(笑)」

ニ･千「｢ そぉだよ！ちっせぇくせに先輩風吹かせて！！｣」

北「 先輩だわ！つかちっせぇ言うな！！」

ニ「 千賀さーん！」

千「 どうされましたー？二階堂さーん？」

ニ「 小さな先輩がいなくなりましたぁ！」

千「 ほんとですねー。どうｼ」

北「 お〜ま〜え〜ら〜… 」

ニ「 千賀さん！」

千「 二階堂さん！」

ニ･千「｢ 逃げましょう！｣」

北「 あっ！こらっ… 」


＜ガラッ＞

ニ･千「｢ うわぁ！！！｣」

藤「 お？なんだぁ？(笑)」

ニ･千「｢ ガヤさん…あっ！｣」

北「 お前らこっちこい！」

ニ･千「｢ どぅわ〜！ミツー！ゆるして〜！！｣」

北「 うっせぇ！」


横「 大人しく連行されろ(笑)」

藤「 あの二人何かしたの？(笑)」

横「 小さいって弄って(笑)」

藤「 ん？ほんとの事じゃん？」


北「 藤ヶ谷！うるせぇぞっ！！」


藤「 聞こえてんだ(笑)」

横「 ふっ。」


ニ･千「｢ ほどほどにするー！｣」

北「 止めるって言え！」

ニ･千「｢ えー？だって… ｣」

北「 何だよ？」

ニ･千「｢ 身長いじってる時ミツ背伸びして可愛いんだもん！｣」

北「 は？///」


藤「 ふはっ。」

横「 …太輔。」

藤「 ん？」

横「 …聞きたい事がある。」

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