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O ページ2
朝ご飯がテーブルに並べられていく。
それと共にリビングに入ってきた色白の男。
あくびをしながら席に着く。
彼は普通の人間。
普通に、大学に通っている。
「潤くん今日学校？」
「あぁ。今日遅くなるから晩飯頼める？」
「了解。」
この家で料理出来るのはこの二人のみ。
この二人は普通の人間で。
俺は、人間寄り？
相葉ちゃんは人狼で、翔くんは元妖怪。
生まれ変わって人間になったらしい。
そんなこともあるんだね。
5人が席について、いただきます、と手を合わせて。
「これうまっ。さすが潤っ！！」
「ふふ。これ初めて作ったんだ。」
弟をベタ褒めしながら食べる翔くん。
毎日毎日こうなんだけどみんな慣れて何も言わない。
山奥にひっそりと建っている一軒家。
きっとこんなに賑やかに過ごしているなんて、他の人は知らない。
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作者名：Sora | 作成日時：2019年8月15日 11時
