I love it!?〜幼馴染６人男と転校生〜

本当の恋愛　Ki-side ページ35

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？「宏光っ！！開けてよっ！！」


ドンドンッ！！


あ「誰…？」

宏「大丈夫。ほっといたら、帰るから」

あ「ほっといたらって…。誰なの…？」

宏「知らない方が良いから」

あ「・・・・・・・・・？」


俺の部屋のドアを叩いてる奴は、


俺の遊び女。


さっきまで、その女をやってたからさ。

帰ったと思ったんだけど。

合鍵で入ってきやがった。

あーぁ。

あいつなんかに鍵渡すんじゃなかった。


ドンドンッ！！


あ「早く出てあげなよ。可哀そうじゃんっ…」

宏「可哀そうじゃないから。勝手に上がり込んで来たのあいつだし」

あ「勝手に上がり込んで来たの？どうやって、入ったんだろ？」

宏「どうやってって。鍵に決まってんだろ？泥棒じゃねぇんだから」

あ「そっか」


ドンドンッ！！


女「宏光っー！！」

宏「あぁっ！！もう、うっせぇっ！！」

あ「もう、出てあげなよ。何かあったのかも、しれないよ？」

宏「ねぇよ。んなもんっ」

あ「良いから。早く行って来いっ」


俺に指示するとは大した奴じゃねぇか。

よし。

本当の恋愛というものを見せてあげようじゃねぇか。


宏「分かった」


ガチャッ


女「宏光〜っ」

宏「待たせて、ごめんっ…」


女と口づけを交わす。

見たかっ！！

うさぎっ！！って、あれ？


宏「うさぎ…？」

女「うさぎ…？」


窓には、うさぎの姿はもうなかった。

カーテンも閉められている。

隠れやがったか。


女「宏光〜。寒いから、窓閉めようよ」

宏「・・・・・・・・・・・・・・・」





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