smiling〜幼馴染の宏光と転校生の太輔くん〜

ごめんっ・・・。　ｋi-side ページ10

あ「ありがと・・・//」


俺はAの頭に顎をのせた。

あれ？

誰か入って来た。

ドアから少し離れたところにいる俺達は、死角になっていて

ドアのほうからはまったく見えない事になっている。

ずっと、きょろきょろしてるなぁ。


あ「どうしたの・・・？」


俺はAの言っていた事も耳に入らず

そいつの事をずっと観察していた。

なんか、見た事あるような・・・。

ないような・・・。


あ「誰かいるの・・・？」


Aは、振り向こうとする。

だけど、俺はそれを許さなかった。


？「（人１）−−−−っ！！」


今思い出した・・・。

あいつはっ・・・。


宏「あいつは、ダメだ」

あ「あいつって・・・？」


いかにも軽そうじゃねぇか。


あ「ねぇっ、宏光っ・・・？」

宏「体育の時のやつだっ・・・」

あ「体育の時・・・？」


Aが思い出し始める。


あ「あっ・・・」

宏「・・・？」


誰なんだよっ！！

あいつはっ！！

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あずきいろ

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