見下した罰【rbut】1 ページ6
見下した罰【rbut】
rdを見下してるutの話
「ほんま、女経験ないとセンスもクソやなぁ。」
「さっすが童貞。」
「こんな文で女口説き落とせる思うとるん？苦笑いしか出てけえへんわ。」
ぐちぐちぐちぐち。
確かに俺には女性経験はない。事実を責められてもそこまで感情的にはならないし、だからと言って鬱先生の様に遊び半分でお付き合いなんてまっぴらごめんだ。
何よりムカついているのは、俺と大先生はお付き合いしている間柄と言う前提だからだ。
口を開けば女女。
付き合い始めてからも大先生からは相変わらず女性モノの香水の匂いがしているし、肌身離さずに携帯を触ってはにやにやと楽しそうに笑っている。
正直、俺のことが目に入っているのかさえも疑わしい。
幾ら彼のことを受け止めようと決めたといえど、ジェラシーは溜まっていく一方だ。
浮気くらい許そうとも思っていたし、大勢の一人だとしても、先生自身が選んでくれたらそれでいいと思っていた。
歯が浮いたセリフなんて吐けない。
リードの仕方なんてわからない。
人の愛し方だってよくわからない。
そんな俺に愛想を尽かしてしまったのだろうか。きっと大先生は、グダグダと考えてしまっている俺の事を鼻で笑うのだろう。
「こわい顔やなぁ。」
酒に溶かされた鬱先生は、けたけたと笑いながら物足りないのか酒を呷る。
『今日はマミちゃんと会ってくる』なんて言ってた鬱先生を説得し、二人きりで話がしたくて強引に誘った酒盛りだが、いい酒を揃えただけあって次から次へと酒は鬱先生の胃の中へと消えていく。酒の味などもうわからないのだろう、ごくごくと水を飲む様に酒を飲んでいた。不安になる程ペースが早い。
「ろぼろは相変わらずつよいなぁ。ざるすぎるやろ。」
呂律は回っておらず、ぼぉっと力のない目がこちらを見つめる。頬はほんのり火照っていて、いつ潰れてもおかしくなさそうだった。
「もうやめえや。」
「なんでお前に決められんとあかんねん。」
返されるのはトゲの生えた言葉ばかりで、正直うんざりする。俺が何してん、心配しただけやん。
鬱先生は自分の方が強い立場だと、俺の事を見下している節が前々からあった。ムカつくけれど、実際に鬱先生の方が人生経験が豊富だし俺の知らないこともいっぱい知っている。
深いため息を吐いてから俺も酒を呷った。
―――――――――
続きます
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塩 - 初見です！初めて拝見させて頂きましたが、もうまずutrbで死にました..、あ、リクエスト失礼します。utciとshpciがほしいなぁーなんて...。はい。出来ればあーるしちゅがいいなぁ...(生意気で申し訳ないです..) (2020年8月21日 19時) (
レス) id: 750fa23faf (このIDを非表示/違反報告)
燎月(プロフ) - emzmのお話すっごいお気に入りです(≧∇≦)zmさんが可愛すぎる！emさんが弄ばれてる感じかと思ったら構ってちゃんなzmさんになるので毎回読んでしまいます！次回作のemzm有りましたら楽しみにしてます。 (2020年6月6日 2時) (レス) id: 7b0d4480fa (このIDを非表示/違反報告)
最古参の中年推し - rbrの表記がrdrになってますよ (2020年4月23日 23時) (レス) id: 56664050fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクティベート | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/home
作成日時：2020年4月21日 22時
