左目を失くした愛され声優(番外編) (ページ5)

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かっこいい人ページ5

今日わたしは高校を卒業した
卒業と同時に施設を出てアパートで新しい生活を始めた

鈴村『とりあえずこれである程度は揃ったな』

神崎『ありがとうございます』

鈴村『よし、ご飯食べに行くぞ。今日はお祝いだ』

わたしは鈴村さんに連れられ居酒屋に入る

櫻井『おっ主役登場だな』

神崎『たか兄』

櫻井『ほら早く座れよ』

私はたか兄の隣に座る

鈴村『もうすぐしたら浅沼くんも来ると思うで』

しばらくしてイケメンの男性が来た

浅沼『遅くなりました』

鈴村『忙しかったのに悪かったな』

浅沼『大丈夫ですよ』

鈴村『こいつが前話していた神崎A』

浅沼『こんばんは浅沼晋太郎です。卒業おめでとう』

神崎『ありがとうございます。神崎Aです』

鈴村『イケメンだろ？』

神崎『そうですね。』

～浅沼side～

ちょくちょく鈴村さんから神崎さんの話を聞かされていた

卒業祝いするから来ないか？と誘われたので参加することにした

最初の印象は無愛想な子だなって思った

でも彼女から聞かされた衝撃的な話を聞いて納得した

人に対して不信感を抱くのは当たり前だ
でも話してみると可愛い一面もある

浅沼『今まで良く頑張ったな』

頭を撫でると恥ずかしい顔をする

可愛いじゃん

神崎『恥ずかしいのでやめてください』

浅沼『可愛い所あるじゃん』

神崎『可愛くないです』

浅沼『神崎は可愛いよ』

顔にが赤くなる

浅沼『俺のことも浅にぃって呼んでよ』

恥ずかしそうにボソッと言う

神崎『浅にぃ…』

浅沼『聞こえないな』

神崎『浅にぃ』

浅沼『なぁに？A』

神崎『他の女性にもこんな感じなんですか？』

浅沼『違うよ…Aだけだよ』

神崎『そうなんですね』

浅沼『信用してないな』

神崎『してますよ』

Aをからかうのは面白いな(笑)

これが俺とAの出会いである