14人のパパ

倒れた理由 ページ4

しばらくして女の子が目を覚ました






貴『ん………ここどこ？』






谷『目覚めた？』






貴『わたし………』






森『俺達の家の前で高熱を出して倒れていたのを俺達が助けたんだ』






貴『そうなんだ…ありがとうございます…私帰ります』






女の子が起き上がり立とうとすると女の子の体がグラっと倒れかけた





谷『おっと』





紀章さんが女の子の体を支える






森『まだ起きたらダメだよ…まだ熱下がってないんだから』





谷『ソファーに座ろうね』





貴『すみません…………』






谷『そんなに見つめて俺の顔に何か付いてる？』





貴『いや…なんでもないです』






遊『何であそこで倒れていたのか教えて欲しいんだ』






貴『親から逃げてきました……』





諏『何で親から？』





貴『殺されそうになったから逃げてきました』





女の子が体を震わせていた






梶『大丈夫だよ』






女の子の背中を撫でる






貴『今…帰ったら…殴られる…帰りたくないよ』





鈴『お家の場所分かる？』





女の子が頷いた






森『教えてもらってもいい？警察に行ってもらうから』






女の子はポケットから携帯を取り出し住所が書かれた画面を見せてくれた





森『ありがとう。じゃ連絡するね』






しばらくして森久保さんが帰ってきた






森『明日行ってくれるみたい』






鳥『安心だね』






遊『しばらくはここに居てくれていいからね』






貴『ありがとうございます。私、AAです。よろしくお願いします』




皆で自己紹介した







寺『寝る場所どうします？』






前『誰かと一緒でいいんじゃない』






下『皆でじゃんけんね』






皆でじゃんけんした結果、梶部屋に決まった






梶『じゃ行こうか』






女の子は梶くんと部屋に向かった

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