14人のパパ

親の役目２ ページ26

しばらくして女子生徒と母親が来て俺の前に座った



遊『こんにちは。Aの親代わりの遊佐浩二です。』


女『本当に声優さんばかりなんだね』


母『すみません』


遊『Aを蹴ったのは君だよね？』


女『だから蹴ってないって』


遊『目撃者がいるんだよ』


女『そっちが勝手に言ってる事でしょ』


母『あんたもう止めな……』


遊『すみません。目撃者の彼からこれを預かりました。』


俺は翔太くんからAが蹴られている動画を預かっていた


女、母『…………』


遊『これを見ても蹴ってないと言える？』


女『だってこいつが私の彼氏に……』


担『さっき話し聞いたけど全部ウソだって言ってたよ』


女『そんな……』


遊『彼氏が嘘をつかなければ起きなかった事なんだよね……でもAは骨にヒビが入る怪我をした。あの時、目撃者の人がAを助けなかったら確実に階段から落ちて大怪我をしていた。どんな理由があっても暴力はいけないよ…もしかしたら死んでいたかもしれないからね』


母『申し訳ありませんでした。慰謝料は払います。なので警察にだけは……』



遊『分かりました。慰謝料も何もいりません。警察にも言いません。ただAに謝って欲しいだけなんです。自分がやったことをちゃんと反省してくれる？』


女『分かりました……』



母『本当にありがとうございます。ちゃんとこの子に言い聞かせます。本当にすみませんでした。』


遊『そういう事なので処分はなしでお願いします。』


校『分かりました。本当にすみませんでした。』



こうしてこの事は解決した

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