21 ページ29
しばらくして真綾さんが来た
真『Aちゃん』
貴『真綾さん…ごめんね休みなのに』
真『何言ってるの？当たり前でしょ？』
貴『ありがとう』
真『悠くんはまだ？』
貴『結構長引いてるみたい』
真『そっか…翔太くん…』
翔『真綾さん…』
貴『お母さんと連絡が取れなくて』
真『そうなんだね…翔太くんもう少ししたら健一さん来るからね』
翔『うん…』
しばらくして紀章さんとすずさんが来た
谷『A！！』
貴『紀章さん…』
紀章さんが抱き締めてきた
谷『遅くなってすまない…俺がいるからもう安心しろ』
私はﾌﾟﾂﾝと糸が切れて泣き崩れた
貴『紀章さん…悠が…死んだら…どうしよう』
谷『悠は大丈夫。絶対に死なない…悠を信じよう』
私は彼の胸の中で泣いた
谷『落ちついたか？』
貴『ありがとう…大丈夫』
翔『悠くんのパパ…ごめんなさい…僕の…せいで…悠が…』
紀章さんが抱き締める
谷『翔太のせいじゃないから…お前も辛かっただろ…』
翔『ごめんなさい…』
谷『もう謝るな』
その時、向こうからヒールの音がした
?『あなたが谷山さん？』
谷『そうですが…』
翔『ママ！！』
翔太がお母さんに駆け寄った時ﾊﾞﾁﾝ！と頬を叩かれた
マ『あんた何してくれたの！！何で私の邪魔ばかりするわけ？あんたのせいで私の人生台無しだわ…あんたが変わりに車に跳ねられて死んでくれたら私は幸せなのに…何であんたは生きてるのよ…あんたなんか産まなきゃ良かった…もう私の前から消えて』
鈴『あんた自分の子供に何言ってるんや』
マ『他人は黙っててよ…』
そう言って翔太くんのママが私の所に来た
マ『あなたが悠くんの母親？』
貴『そうです』
マ『これ私の名刺です。慰謝料は払いますのでここに連絡してください。』
貴『いや…それは』
マ『私は仕事がありますので失礼します』
貴『えっ…』
翔『ママ？』
マ『私はもうあんたのママじゃない…あんたは施設で暮らすことになるから…さようなら』
そう言って翔太くんのママは帰って行った
翔太くんは床に座ったまま放心状態だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリア(プロフ) - しもっちさん！これからも頑張ってくださいね。応援してます(^▽^)/ (2023年1月5日 15時) (
レス) id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
しもっち(プロフ) - ユリアさん» 読んでいただきありがとうございます。そう言っていただけて励みになります。また、紀章さんのお話し書きたいと思っているのでまた読んでください(^-^)愛される作品これからも書き続けていきます。 (2023年1月2日 17時) (レス) id: 3b70467f23 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - めっちゃウルウルしちゃいました！最後はどうなるかと思ったけど、ちゃんと幸せに終わってよかったです(o^―^o)ﾆｺ (2023年1月2日 16時) (レス) @page47 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しもっち | 作成日時：2019年12月2日 20時
