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京『お前は翔太くんを恨んではないのか？』
谷『なぜ恨まないといけないんだよ』
京『だってよ…翔太くんを庇って車に跳ねられたんだぞ…』
谷『それが逆の場合もあるし二人とも跳ねられていたかもしれない…たまたまそれが悠だった…悪いのはスマホ見ながら運転していた運転手だろ？二人は悪くない…一番傷ついているのは翔太だろ…自分を庇って悠が車に跳ねられる瞬間をみて、母親に拒絶された翔太が一番傷ついているよ…まだ小学生だぞ…あまりにも残酷すぎる…翔太を養子にしてもいいと思ってるぐらいだよ』
京『それは止めとけ』
谷『何でだよ』
京『悠くんについてまだ話さないといけないことがある…奥さんにはお前の口から言った方がいいと思ってね』
谷『なんだよ』
京『悠くん…腰椎の損傷が激しいんだ。後遺症で下半身不随になるかもしれない…一生車椅子生活かもしれない…こればかりは俺達には治せない』
谷『そんな…』
京『もしそうなれば今まで以上に大変になる…負担が大きすぎる…だから翔太くんを養子にするのは進めないよ』
谷『……』
京『奇跡が起きない限りどうすることも出来ない…ちゃんと二人で話し合ってほしいんだ』
谷『分かった…少し一人にしてくれ』
京『分かった…10分後にまた来る』
そう言って京介は出ていった
谷『何で…悠なんだよ…俺が変わってあげてぇよ』
俺は悠の手を強く握った
〜鈴村side〜
俺と翔太はナースに連れられて仮眠室に入った
ナ『ここは家族の人が休めれる部屋なので使ってください』
鈴『ありがとうございます』
ナースが部屋を出ていった
鈴『こっちにおいで』
俺は翔太をベッドに寝せ腕枕をして背中をトントンと叩いた
鈴『少し寝な…ずっと傍にいるさかい』
翔『ぼく…施設に行きたくないよ…皆と離れたくないよ…』
翔太の目から涙が出てきた
鈴『やっと泣いてくれたな…いっぱい泣きな』
俺は翔太の背中を擦る
翔『ぼく…一人は…嫌だよ…』
鈴『なぁ翔太…俺達の子供になるか？』
翔『えっ』
鈴『真綾も俺も翔太とは血の繋がりはあらへん…でも翔太のここと俺と真綾のここはちゃんと繋がってる』
俺は翔太の手を俺の胸に当て俺の手を翔太の胸に当てる
鈴『それだけで親子になれる…嫌か？』
翔『嫌じゃない…二人の子供になりたい』
鈴『ありがとう…もう寝な』
俺は翔太の背中をトントンとすると寝息が聞こえた
鈴『おやすみ』
俺は翔太の頭を撫でた
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ユリア(プロフ) - しもっちさん！これからも頑張ってくださいね。応援してます(^▽^)/ (2023年1月5日 15時) (
レス) id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
しもっち(プロフ) - ユリアさん» 読んでいただきありがとうございます。そう言っていただけて励みになります。また、紀章さんのお話し書きたいと思っているのでまた読んでください(^-^)愛される作品これからも書き続けていきます。 (2023年1月2日 17時) (レス) id: 3b70467f23 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - めっちゃウルウルしちゃいました！最後はどうなるかと思ったけど、ちゃんと幸せに終わってよかったです(o^―^o)ﾆｺ (2023年1月2日 16時) (レス) @page47 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しもっち | 作成日時：2019年12月2日 20時
