20話、個性の使い方 ページ21
麗「一対一ってお姉さん大丈夫なんですか⁉」
『平気ー。それじゃあ、早速協力して勝ちに来てね』
合図と同時に近接主体の飯田くん、緑谷くん、お茶子ちゃんが飛びかかってくる
やっぱり飯田くんのレシブロバースト速い…とりあえず一撃目を交わして…氷結！
飯「な！…地面から氷が⁉轟くんの個性は触れたものしか氷結できないはずだぞ！」
地面からいきなり現れた氷結で足をガッチリ凍らされた飯田くんが驚いたような声を上げる。触れてるじゃんか…私
『ヒントは地面』
緑「そ、そうか！地中の中から氷結させていくことでいきなり地上に氷が現れるようにしたんだ！」
麗「ええ⁉そんなこと可能なの！というかなんかさっきから寒い！」
蛙「寒い…眠くて仕方ないわ…」
今にも冬眠しそうな梅雨ちゃん
確かに轟家の庭は真夏にもかかわらず鳥肌が立つくらいの寒さになっていた
轟「おい！蛙吹大丈夫か？今熱を…」
焦凍の左側から熱が上がる。う…冬はありがたいけど戦う上では相性最悪だな…
せっかく冷やした空気も土も温められてしまう
緑「まさかこの庭のなか地下も地上もいつでもすぐに凍らせられる地雷原ってことか⁉」
『…気づくの早いね。体育祭の決勝で戦った三年生は最後までわかってなかったのに…』
頭の回転が速い…
緑「じゃあ、轟くんは炎を出し続けて！空気が温まったら、僕と麗日さんで攻める！」
『対策を立てるまでが早いな…』
熱風がこちらまで吹き付けて来て、思わず顔をしかめる
『うう…熱い…』
緑「よし！麗日さん突撃だ！」
その声を聞いて私もそろそろかな…と頭上を見上げる。私の真上には細く尖ったつららが浮かんでいた
空気中の水分を徐々に氷結させ凝縮して作った。まだ誰にも教えてない新技
熱の影響を受けずしっかり凍ってくれた
借りるよお茶子ちゃん…超必殺流星群。
『みんな頭上注意…』
緊張感のないその言葉と共に氷の凶器が降り注いだ
ーーーーーーー
焦「殺す気か」
間一髪のところで熱を出し落下してくるつららを防いだ焦凍がジロリとこちらを見ながら言う
『加減はした…死なない程度には』
一応いうものの正直やってみたかった気持ちが半分以上を占めていた
緑「空気中水の蒸気を冷やすことであんな高所にも氷結を作ってくるなんて…複雑な形の成形や浮かせておくために人為的に風を起こす温度調整…」
『と、とりあえず緑谷くんはブツブツ怖いからやめようか？』
分析されると落ち着かない
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優麻(プロフ) - ミリオの苗字間違ってますよ。通方じゃなくて通形です。 (2018年5月6日 17時) (
レス) id: 05acb75a96 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - ロウバイさん» うおおご馳走様でした……！特に天喰くん！めっちゃ良かったです！これからロウバイ先生とお呼びしてもいいですか！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ロウバイ(プロフ) - めも。さん» リクエストありがとうございました！うまくかけたかどうかは分かりませんか書いてみました！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 6d85eae488 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - この作品大好きです！ファンです。リクで轟くんといちゃいちゃしなきゃ出られない部屋とかその天喰くんバージョンとかお願いします！とにかく轟くんと天喰くんとの絡みがみたいです。 (2018年4月15日 19時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ショタ大好き-望*@こたぬき(プロフ) - すごく面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2018年4月10日 0時) (レス) id: 33d5e2312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロウバイ | 作成日時：2018年3月27日 16時
