みんなで地方巡りするそうです。シンオウ編【ポケモン】 (ページ10)

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【6話】託された物ページ10

カイ視点
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博士｢……｣

博士｢やっと来たか、ヒカリと…その友達だね?｣

みんな｢はい…｣

博士｢…それじゃあ、ヒカリ、もう一度ポケモンを見せたまえ｣

そしてヒカリは博士にポケモンを見せた。

博士｢…｣

ﾋｶﾘ｢え、えっと…｣

博士｢ふむう…なるほど、このポケモン、なんだか嬉しそうにしておる。｣

ｺｳｷ｢はい、嬉しそうです｣

博士｢ウム、わかった!｣

博士｢そのポッチャマは君にプレゼントしよう!｣

ﾋｶﾘ｢えっ?!ほ、本当?!｣

博士｢あぁ｣

ﾋｶﾘ｢やったー!｣

博士｢さっきジュンから湖の事は聞いた。｣

ﾋｶﾘ｢えっ?!ジュン、来てたの?!｣

博士｢あぁ、…初めてなのにうまくポケモンと戦えたと｣

博士｢それに私が見たところ君とポケモンの間に｣

博士｢わずかながらも絆を感じる｣

博士｢だからそのポッチャマを君に任せようと思う。｣

ｺｳｷ｢僕もいいと思います。｣

博士｢…さて本題だ。君に…いや、君達に頼みたい事がある｣

ｶﾝﾄｰ組｢え、はいっ?!｣

急に私達も呼ばれて、みんな驚いていた。

博士｢私の名前はナナカマド!ポケモンの研究をしている｣

博士｢まずシンオウ地方にはどんなポケモンがいるのか、そのすべてを知っておきたい！｣

ｶｲ｢は、はい…｣

博士｢そのためにはポケモン図鑑に記録していく必要がある!｣

ﾙｶ｢うんうん…｣

博士｢そこでお願いだ!!｣

博士｢このポケモン図鑑を託すから君達には

シンオウ地方にいる、すべてのポケモンを見せてくれい!｣

ﾘｶ｢シンオウ地方すべてのポケモン…｣

ｸﾞﾘｰﾝ｢大変だな…｣

ﾋｶﾘ｢でも、やってみたいです!｣

博士｢いい返事だ!｣

そう言って博士はヒカリにポケモン図鑑を渡した。

博士｢そのポケモン図鑑は君が出会ったポケモンを自動的に記録していく。｣

ﾚｯﾄﾞ｢すごいね…｣

博士｢だから君達には色んなところに行ってすべてのポケモンに会ってくれ!｣

ﾋｶﾘ｢はい!｣

ｺｳｷ｢…｣

博士｢ポケモンと一緒に歩いた時、どんな気持ちだった?｣

ﾋｶﾘ｢それは…｣

博士｢私は生まれて60年未だにポケモンと一緒にいるだけでドキドキする。｣

ｶｲ｢うん…｣

博士｢いいかヒカリ、世界にはとてもたくさんのポケモンがいる!｣

博士｢つまりそれだけたくさんのドキドキが待っている!｣

博士｢さぁ、みんなと一緒に行きたまえ!｣

ｺｳｷ｢…博士!｣

突然コウキくんが喋りだした。