勝手にシェアハウス（夜行性のイラストレーター視点） (ページ34)

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あれ言ってなかったけ？← ページ34

セイヤ「俺からも唐突にいいか？」

『珍しい、なんだね言ってみなさい』

セイヤ「あそこでずっと寝てんの誰？」

『え？書記長だけど何か？』

セイヤ「いつからいた？てかなんでいる？」

『あれ見えなかったの？てか言ってなかったっけ？書記長拉致られてるーとか』

セイヤ「言ってねーよ、海守れしか言ってねーよ」

イリア「メタいけど、そんなこと一言も書いてない」

『本当にメタいっすねイリアさん』

見た感じなんの外傷も無かったのでなんか気絶させといた。

だって書記長ぶっちゃけ断末魔すごいから、うん。なんかごめん。

それに書記長庇いながら戦うって2人無理そうだったし、私が保護しようかなって。

セイヤ「困った顔すんな」

『言ってなかったけー？』

2人「絶対言ってなかった」

『すんませんした』

いやぁ私にも失敗ってもんはあるようん()

じゃああとは頑張り給へ恐竜、書記長は任しときなさい。

childrenも便利だねぇ、些細な変化にも気づける。

children達が教えてくれるもの、一心同体ってやつなのかな？

こんなワケワカメの装置なんかつけてさぁ。

コヨミのおかげで遠くだって見える、もう丸見え、凄いよ。

やっぱ欠点無いのかなこの能力、ちょっと寂しい。

セイヤ「欠点のない能力なんて無いぞ」

『じゃあこの能力の欠点を教えてくださいな』

イリア「言ったはず。不老だと」

『……それ欠点？』

イリア「いずれ分かる、不死じゃないだけありがたい」

『分からないなぁ……』

月は相変わらず美しくぼんやり、淡い光を放っていた。