検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:8,499 hit

病院 ページ5

対価が何かは分かった。









あとは此処が何処なのか、
何時の時代なのか…
それが分かればいいんだが。









あ、病院ってあるのか?
日焼け止め欲しいな。









前の世界での通貨が使えるか分からないし、
そもそも金なんて持ってない。









街の人に聞いてみるしかないな。
言語が通じればいいんだが。









『すみません。』





「ん?何か用か…って、
おま、白っ!!?」





『(あ、言葉は通じるのか。)
この辺りで働ける場所ってありますか?』





「えーと…何で働き場所を探してるんですか?」





『病院に生きたい…んですが、
生憎手持ちがないもので。』





「って、お前酷い火傷じゃねぇか!!
…しゃーねーな。俺が紹介してやる。
軍の医療施設まで行くぞ。」





「軍のとこに行くのはあまり気が進まないかもしれないけど、ごめんね。」





『(軍が国を収めているのか?)
いや、ありがとう…ございます。』









声を掛けた小さい金髪は
エドワード・エルリック

厳つい鎧は
アルフォンス・エルリック

凸凹な二人は兄弟で
しかもエドワードの方が兄らしい。









『エドワードさんの方がお兄さん…?』





「何だその疑いの目は!!?」









嘘だろ。
良守でももう少し背があったぞ。









『あー…何歳なん、ですか?』





「14だ。」





「僕が13だよ。」





「ていうかお前敬語苦手なら
無理しなくてもいいんだぜ?
見たところ同じ位だろ?」





『君と同い年だ。』









病院に行くまでの道中
兄弟にこの国のことについて聞いた。









軍が国を統治していること。

錬金術による制度があり
【国家錬金術師】という社会的地位を得られること。ただしこの国家資格を取る=軍の狗として一度招集がかかれば命令は絶対ということ。









「というか名前、まだ聞いてねぇんだけど?」





『…虎杖A。』





「イタドリ…?随分変わった名前だね。」





『虎杖は名字でAが名前。』









それからまた暫く歩いていくと
病院らしき建物が見えてきた。









受付を済まし診てもらうと
火傷が思ったよりも酷いものらしい。

このまま放置していたら
水脹れになっていたと言われた。









皮膚科専門医のもとへ行き
塗り薬を渡される。

…目にはサングラスだ。

変化→←色素



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

抹茶って美味しよね(プロフ) - 面白かったし、知ってるアニメのコラボだったのに..続き書かないんですか?続きが気になります👀もし書くなら待ってます(*^^*) (2022年4月3日 22時) (レス) @page6 id: 2e9bd0b703 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:灰簾 | 作成日時:2018年1月10日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。