【2j3j】太陽の子3【異能/学園パロ】

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、




Aside





『不破さん、行きますよｯｯｯ』








私は、消化器の栓を抜き




化け物に狙いを定め








思いっきり噴射した

















しかし










《ヴェァァァァアｱｱアｱアｱアｯｯｯ》







消化煙が化け物に触れた瞬間













そいつは轟くような咆哮をあげ












全ての煙を蹴散らした



















ニタァッと












まるで、








残念だったなとでも言うように


















化け物は私を見てきた



















残念だったな？














それはこっちのセリフだ
















私の狙いは




お前なんかじゃない

















『不破さんｯｯｯ！！』





不破「わかってるｯｯｯｯｯｯ」














不破「「シャウト」！！！！！」














化け物が消化煙をかき消しているうちに












不破さんが異能を発動し










化け物の隣で気を失っていた女の人を












鏡の中に取り込んだ



















『気付かなかったでしょ




　頭はそんなに良くないみたいね』













してやったり




今度は私が残念だったな

と言う顔をしてやる









《ギィギｷﾞｨィｨィｨィｨィｨｨｨィィｯｯｯ》





悔しそうに
歯軋りをする化け物









『不破さん、鏡を、、』



不破「大丈夫、奥の方に隠した」







『了解です』








これであの人は助けられる















そう思った瞬間













不破「、、、ｯｯｯ危ないｯｯｯ！！！」


『うあ？！？！』










不破さんが


私の腰にしがみつく様に









タックルしてきた



















コンマ0秒差で




大きな牙が







私がさっきまでいたところを





切り裂く様に通っていった

















転がる形で倒れ込んだ私は






頭を守りながらなんとか受け身を取った











不破「Aちゃんｯｯｯ！！！」



『ｯｯｯ！、』






間髪入れずに化け物は私に飛びかかってきて











上から覆い被さってきた
















まずい






殺られる

















咄嗟に手に持っていた

空っぽの消化器を



そいつの頭目掛けて


ぶん投げる
















消化器は化け物の顔を



















すり抜けた












まるで、


湯気が強い風でかき消された様に













黒く、気味の悪い頭が





煙の様に散った










、

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