友情or恋愛３【紫】 (ページ8)

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早苗「私…濵ちゃんと身体だけの関係なんて嘘です」

『…え？』

早苗「私一度も濵ちゃんとやってません」

『え、でも…』

早苗「先輩が濵ちゃんの事好きだって気付いて…でも濵ちゃん取られたくなくて…大好きだったから…ずっとファンだったから…」

早苗ちゃんは今までの事を全て打ち明けてくれた

寝ている間に写真を撮って
それを使って会っていた事…

私にわざと相談してた事…

早苗ちゃんは隠さずに全部話してくれた

『…でも最初一緒に帰ったときは？濵ちゃんが好きって言ったって…』

早苗「ううん。その日も濵ちゃんは何もしてきませんでした。好きなんて言われてません…私がずっと一方的だっただけです」

『…そ、そうだったんだ…』

私は急な告白でこの一言で精一杯だった

早苗「私ずっとファンで一度会えただけでも嬉しかったのに…もっと深く関係が欲しくて……でも無理でした。所詮私はファンの１人としてしか見られてなかったみたいです。先輩、本当にごめんなさい」

『う、ううん！いいの…私も照史くんと付き合ってたし…照史くんの優しさに逃げてたから…』

早苗「だから！今から濵ちゃん頑張って下さい！！！」

『え？』

早苗「私が言うのも何か変ですけど…今からでもきっと大丈夫です！頑張って下さい！！！」

『う、うん…ありがとう』