今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:12,410 hit
小|中|大
充電 ページ11
彼 女 サ イ ド 。
「はあ、」
仕事からの帰り道。
真っ暗な夜の道を一人で歩く。
夜が遅くなる時は連絡して、って
裕翔から言われてるけど
今日はとてもそんな気分じゃなくて。
っていうか、今彼に会ってしまったら
このイライラをぶつけてしまいそうで
怖いだけ。
『お前の代わりはいくらでもいる』
『お前なんて必要ない』
上司から言われた言葉が
頭の中をループする。
忘れたくても忘れられない。
そもそもあのミスは部下のものであって、
私は関係ないし悪くない。
…そんなことを今更言ったって
言い訳にしかならないんだろうけど。
考えれば考えるだけ涙が止まらなくて、
もうすぐ家だから止めなきゃって
無理やり涙を引っ込めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:吉崎玲凰 x他2人 | 作者ホームページ:http://MAI,Fuka
作成日時:2016年5月23日 23時