ずっとそばで

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fk「いっちゃった……」







寂しいのか目がうるうるしてる辰哉の方を見て手を繋いだままリビングに戻ろうとしたんだけど。
膝の力が抜けたようにしゃがんだ辰哉に頭の中ははてなだらけ。







「辰哉？」


fk「……あたまいたい」


「ありゃ、抱っこしようか」







脱力し切ってる辰哉を抱っこしておでこやら首元やらに触れてみる。







「んー、あんまり変わらない気がするんだけどな」







熱を測ってみると37.3。平熱からしたら微熱くらい。
このあと熱が上がるのかもなぁと念のため2人に連絡をしておいて。







今日はのんびりしようと決める。







「ねんねする？」


fk「ねんねする、、」







辰哉を抱っこしたまま子供用の布団を出して和室に敷く。







「よっ、と……冷たいのぺたんするね」







布団の上に優しく寝かせて冷えピタを張ってあげる。
少しびくっとしたけど冷たくて気持ちいいのか少しだけ表情が緩んだ。






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