17話 ページ18
2週間後(早いと思ったら負け)。
今日の夜、マフィアが奇襲をかける予定。
私は長やその他構成員と仲良くしながら会話に溶け込み、次々と情報をボスに送っていった。
『マフィアは此処に奇襲をかけるつもりです。そろそろ注意しておくべきです』
「判った、警備態勢を強化しよう」
この強化も作戦のうち。
私は遮光眼鏡をかける。せめてもの顔隠しと思われたら幸い、本望は異能を抑えること。
しかし、ここで異能を封じたのを私は後に後悔することになる。
「君は裏切り者として追われているのだから、後ろに居た方が良い」
『そうさせて頂きます』
今日死ぬ覚悟、しておくべきかな……
太宰さんに最期、何を言うか考えておかないと。
これでこの物語の全てが決まると言っても過言ではないのだから。
夜。
「敵襲だっ!」
「殺せ!」
来た。
私は両手に銃を持ち、
明星の悪夢の構成員の後ろにつく。
長の異能は身体強化。組合のフィッツさんほどではないが、結構強い。
何処かで隙を見て殺さないと。
「やはり君の言う通りだったよ」
『貢献できたようで、光栄です』
洋館に太宰さんが入って来たのが見える。
おかしいな、太宰さんは来る筈じゃなかったのに。
何か作戦が変わったのだろう____
『うっ!?』
「君の言う通りだ。今夜の奇襲だけは正しい情報をくれたんだね、望月A」
脇腹に感じる痛み。撃たれた……!?
『い、つから……』
「最初から怪しんではいたが、今日の行動で漸く判った。大方、混乱に紛れて私を殺す積りだったのだろう?」
マジか……
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ああ - うーーん。 (1月13日 11時) (レス) @page24 id: b494e7f131 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - そうだったんですか!大丈夫ですいつでも面白い話待ってます! (2018年10月1日 17時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - サクラさん» 読んでいただいてありがとうございます。大変申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 17時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも面白い小説見てます!あのやつがれちゃんで暗殺教室のパスワードがかかってて分からないんですが教えていただけませんでしょうか (2018年9月22日 0時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風寧 | 作成日時:2018年4月7日 16時