10話 ページ11
パリンッッ!
部屋の窓ガラスが割れ、黒い物体が飛び込んできた。
帽子だ。
「おいクソ太宰、これで貸し1つだからな?」
「何言ってるんだい中也、私は君に幾つも貸しを作っている筈だよ」
「な、何だ貴様は!」
男たちは中也さんに銃を向け、乱射するが、中也さんに銃なんて効かない。
「マフィアが手前らの脅しに屈して大人しく金を払うとでも思ったか?(Aがエ○い)」
やば、眼鏡ないんだった。あの組織の人に盗られ、血の海の中に転がってると思う。私の眼鏡がぁぁぁ……
私は誰とも目を合わせないようにぎゅっと目を瞑る。
中也さんはあっという間に部屋にいた男たちを殺したらしく、血の匂いが充満した。
扉が乱暴に開き、沢山の足音がする。多分、中也さんの部下。
「制圧しました」
「おう」
中也さんは私の縄を解いたらしい。
『助かります』
まあ自分でも出来るけど。
太宰さん直伝の術で手錠を外す。
誰かと目を合わせないようにしながら目を開け、見ると、太宰さんも自分で手錠を外し、縄を解いている。
「Aちゃんの写真を撮っておいて良かった」
何してんだあんた。
『消せ、今すぐ消せください』
「最近Aちゃんが私に冷たいのだけど」
だってこっちはあなたの所為でめっちゃ悩んでんですよ!
あなたがマフィアから抜けないから!
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ああ - うーーん。 (1月13日 11時) (レス) @page24 id: b494e7f131 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - そうだったんですか!大丈夫ですいつでも面白い話待ってます! (2018年10月1日 17時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - サクラさん» 読んでいただいてありがとうございます。大変申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 17時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも面白い小説見てます!あのやつがれちゃんで暗殺教室のパスワードがかかってて分からないんですが教えていただけませんでしょうか (2018年9月22日 0時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風寧 | 作成日時:2018年4月7日 16時