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(部屋に行って)
「じゃあ寝るぞー」
彩「あーい!……あ、臣」
「ん?」
彩「あのね、電気は消しゃないでね。それから、ぎゅーってしてね」
この言葉に(明るかったら寝られねぇじゃん)ってのが一瞬頭に浮かんだけど、せっかくアーヤと寝れるんだし今日は我慢しよう。
「ん。アーヤ、ぎゅー」
彩「んー、寝るまでそうしててね?」
「おう、してるしてる。だから早く寝な」
するとものの数分でアーヤは寝た。
(早ぇな。)
…にしても、思ってたよりすんなり寝るんだな。もうちょいごねたりするかと思ってた。それともアーヤが単にいい子なだけか?いや、別になんでもいいか。
そんな風にいろいろ考えつつ、俺も寝ようとして腕の中にいるアーヤを見ると、夢をみてるのか楽しそうに笑ってた。
こいつは俺らにとっては唯一無二の存在なんだ。
俺らはよく喧嘩とかしちまってるけど、いざと言う時には絶対助けてやるから。だから今はそのまま笑っててくれよな。
和臣Side Fin.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おまけ
(翌日の朝)
?「──み、 おみ!」
…チッ
「んだよ、うるせぇなぁ」
彩「臣起きた〜!おはよー(*^^*)」
朝っぱらから誰だよと思ってたらアーヤだった。
(…あ、昨日俺がアーヤと寝たんだったな。)
「はよ、アーヤ」
とりあえずアーヤの「おはよう」にだけ応えてやって、もう一眠りしようとしたら邪魔された←
彩「ダメよ、起きるの!貴兄のとこちゅれて行って〜!」
貴兄達に挨拶しに行きたいのだろうけど、俺は眠い。ってことで、
「やだ。」
一言そう言うとアーヤは怒り始めた。
彩「なんでやなのー!貴兄におはよーゆうの!!」
「うるせーな!俺は眠いの!寝るの!」
寝起きのせいもあってついついアーヤに怒り返しちまった。
彩「臣のいじわる!」
しまったと思った時にはもう遅く、アーヤは不機嫌になっちまった。
いつまでもこうしている訳にもいかねぇからグズるアーヤを抱き上げて1階に降りていった。
「はよー」
貴典彦「「「はよー……って、え?」」」
典「なんで彩、朝からそんな不機嫌なわけ?」
「あー、それはだなぁ…「臣が怒ったの!」」
俺が適当に答えようとしたら、それより先にアーヤが言葉を発した。
彩「アーヤ、臣を起こしょうとしたら臣が怒ったの!」
要領を得ないような説明だが兄貴達には伝わったらしい。
そのせいで俺は怒られるし。
…まぁ、アーヤと俺はこういうのが合ってるのかもな。
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みあ(プロフ) - いかさん» もう少しで案が出来上がりますのでお待ちください(> <) (2018年12月15日 22時) (レス) id: eae196a964 (このIDを非表示/違反報告)
いか - 上杉ーーーーーー! (2018年10月6日 0時) (レス) id: bce9f892b9 (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - non (・ω・)/さん» ありがとうございます!確かにそうでした!!書き直させて頂きます(・ω・`;) (2018年6月4日 21時) (レス) id: eae196a964 (このIDを非表示/違反報告)
non (・ω・)/ - 2目じゃなくて2日目でした!すみません (2018年6月3日 23時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
non (・ω・)/ - 間違ってたらごめんなさい!あの、2目って上杉じゃなくて若武だと思うんですけど違っていたらいいです! 更新頑張って下さい! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みあ | 作成日時:2018年2月19日 17時