高尾和波~今日も平和?~ ページ11
━━…
『ふぁあ……あぁ、寝ちゃってた。』
六限の終了のチャイムと同時におおきなあくび、自分が寝ていたことに気付く。
黒子「和波さん、おはようございます。よく眠れましたか?」
『わっ、テツヤ!?もー脅かさないでよ〜。』
黒子「…やっぱり和波さんはホークアイじゃなきんですね。」
『…それ何回試すつもりなのー?』
テツヤとは中学時代からの友人同士で、お互いのことはわりとよく知ってる。
けど、高校に入ってわたしの双子の兄が所属する秀徳高校との試合が入るまで、私にバスケ部の兄弟がいるとは流石に知らなかった。
…まぁ、私が知られたくなかったからかくしてたんだけどね。
『んーまぁそれはどうでもいっか!ねぇテツヤ、部活行こー、部活。』
黒子「そうですね。」
…
廊下を歩きながら、ふとテツヤが質問を投げ掛けてきた。
黒子「ところで和波さん、授業中に居眠りをするなんて珍しいですね。数学の白井先生、心配してましたよ。「高尾は昼の放送で働きすぎなんじゃないか?」って。」
『え、マジ?先生優しい〜。今度特集組んであげよ!』
放送委員の仕事を褒められたと聞き、テンション高く返すと、テツヤの表情はちょっと訝しげに。
黒子「話、逸らしましたよね。…もしかしてまた何か企んでいるんじゃ…。」
『な…、何かって?』
黒子「あなたのことですからいたずらとかじゃないんですか?この間も伊月先輩に仕掛けてましたよね?幽霊ドッキリ。」
『あー、やったねぇ。…けどシーズン外だから幽霊ネタはあんま受けなかった。』
黒子「…ウケ狙いでやったにしてはかなり小道具が凝って…?」
『なに言ってんのテツヤ。私、いたずらに命、賭けてr…、』
言い掛けたところで、右肩を凄い力で掴まれた。
そして背後から鬼のように低い声。
「和波あぁあ!!お前ふざけんなまたくだらねーことしやがって!!」
『…あ、あれぇ…?日向先輩どうしたんですかその般若みたいな顔…。』
日向「どうしたじゃねーだろ!お前なんだよ俺のロッカーん中なんでドールハウスになってんだよ!!」
『へ、へぇ?なんのはなs』
「言い訳は署で聞くわよ和波ちゃん。」
『!!?りりりリコ先輩!!?うっそ来るの早いまだ逃げてない!!』
リコ「前回のようには行かないわよ!!」
そう言われて引きずられるように部室へと連行される私だった。
黒子「…バスケ部は今日も平和です。」
火神威沙&高尾和波〜取材と出会い〜(執筆:亜咲)→←火神威沙〜放課後の日常〜
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水希 - 参加したいです! (2018年5月21日 17時) (レス) id: 3c8893256c (このIDを非表示/違反報告)
リフル - 自分が書いた奴を消しました。 (2017年2月12日 13時) (レス) id: ac365a8709 (このIDを非表示/違反報告)
奏葉(プロフ) - 未宇さん» はじめまして。是非どうぞ!でも私はこの一週間ここに来れそうにないのでやり方だけ教えますね! (2016年3月29日 7時) (レス) id: 28b2dcf9a2 (このIDを非表示/違反報告)
未宇 - 参加していいですか? (2016年3月28日 23時) (レス) id: d7839a77d6 (このIDを非表示/違反報告)
紀良(プロフ) - えっ!新機能スゴッ!?そんなのあったんですねぇ〜・・・って、ここ書き込んでいいんかな・・・失礼しましたぁー! (2016年3月8日 19時) (レス) id: 4dd9c8676b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃらめる x他7人 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年1月6日 18時