２３７話# 眩しすぎるスタジアム ページ10
#フロンティアスタジアム#
寮と学校以外の場所に行くのは本当に久々だった。
そしてこの場所も。
去年のＦＦで天河原中サッカー部マネージャーとして来たよな。
懐かしい。
たった１年しか経っていないというのに、遠い過去のように思える。
熱気と歓声に包まれたスタジアムは、暗がりの中で生きているあたしには眩しすぎる。
ノースリーブのニットにジーンズというラフな格好で、席に着く。
梅雨明けが近いのか、空は晴れ渡っている。
けどテスト週間明けのあたしは成績の心配と疲れで暗く沈んでいた。
そうこうしているうちに、スタジアムにアナウンスがかかる。
「高校サッカー夏の関東大会決勝、試合開始まであと１５分！まもなく選手入場です！」
へぇ、決勝だったんだ。
そりゃあ帝国だもん。決勝まで行くのが普通だよね。
そういえば、対戦相手ってどこなんだ。
キョロキョロとスコアボードを探すと、そこには...
A「雷門高校？」
って...もしかして...
「さあ！選手の入場です！帝国学園高等部、そして雷門高校両チームの選手の登場ですっ！」
わーーっという歓声と共に、選手がフィールドに出てくる。
「帝国学園高等部キャプテンは１年生鬼道有人！天才ゲームメイカーとは彼のことと！雷門中やイナズマジャパンでプレーした経験を土産に帝国に凱旋した鬼道くんの活躍が期待できそうです！」
A「！」
キャプテンなんだ、さすがは鬼道。
久しぶりに見る彼の姿は、前より凛々しく思える。
「対する雷門高校キャプテンはプロからも注目を集める３年生の鉄壁ゴールキーパー○○○○。そして今年注目の選手は１年生ながらエースストライカーである豪炎寺修也です！」
A「っ！？」
目を見張ると、雷門高校イレブンの列に彼がいた。
逆立った髪に焼けた肌。
どこかたくましさが感じられる。
まさか、こんな大事な試合だったなんて...
鬼道対修也。
いったいどんな試合になるのだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななっち(プロフ) - アマネさん» いえいえ全然です！こちらこそわざわざありがとうございます！！はい、またよろしくお願いしますね＾＾ (2018年2月14日 23時) (
レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
アマネ - ななっちさん» わああ、そこまでさせてしまってすみません（汗）でもどちらのバージョンも素敵です！一足早いですが続編おめでとうございます、これからも影ながら応援させていただきます(^^) (2018年2月14日 23時) (レス) id: 6367bb81f0 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - Vermut（元ソラノです）さん» わーありがとうございます〜！！！！頑張って書きました！感動できたようでいろいろ伝わったみたいで私もめっちゃ嬉しいです＾＾ (2018年2月12日 23時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut（元ソラノです） - きゃぁぁぁぁぉぁぁぁあ!!!!ってなりました！(泣)まだ終わってないのに泣けてきました(T ^ T)やっぱり何度見ても最高ですね！！これからも応援しています！！ (2018年2月12日 22時) (レス) id: d3f0b80636 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - アマネさん» ゴロっと変えてしまいました笑 ほんとにありがとうございます！！これからもよろしくお願いします＾＾ (2018年2月11日 22時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2018年2月3日 20時
