９９話# 特別な差し入れ ページ26
#弁当屋#
２日後の朝のこと。
あたしは乃々美さんに誘われて、乃々美さんの弁当屋に来ていた。
A「差し入れ弁当...ですか？」
乃々美「そう！イナズマジャパンのみんなに手作り弁当作ってあげましょ！たまにはこういうのもありよ！Aちゃんも一緒に作りましょ！」
A「それって絶対、大量の弁当運ぶのがしんどいから分担させようっていう魂胆ですよね...(汗)」
乃々美「あ、やだ〜ばれちゃった」
やっぱり。
乃々美「なーんてね。本当はAちゃんにチャンスをあげたいのよ」
A「何のです？」
乃々美「男の子のハートは、胃袋から掴むのよ☆」
A「え...」
乃々美「この間虎の屋まで駆けつけてきた男の子と、絶対何かあるでしょう？だから今回、手作り弁当とは別に手作りデザートを作って、あの子だけにこっそり渡すのよ！」
A「えええ...」
修也だけ特別ってこと...？
乃々美「さあ！つべこべ言ってないで始めるわよ！！お弁当の内容はもう考えてあるから、Aちゃんは先にデザートを作っちゃいな！ここにある食材自由に使って！ね！」
A「はい...」
テンションが高くて押しも強い乃々美さんに敵う訳がなく、仕方がなくあたしはデザート作りの準備を始めた。
・
#雷門中・グラウンド#
お昼を見計らって乃々美さんと雷門中へ到着。
しかしベンチに春奈や秋の姿はなかった。
A「やあ、冬花」
冬花「あら、Aさん！」
A「秋と春奈は？」
冬花「買出しです！練習はあと５分で終わりますよ！」
A「わかった、ありがとう。乃々美さん、ここに下ろしておきましょうか」
乃々美「そうね！」
重い箱を地面に下ろし、練習が終わるのを待つ。
ビリビリッ
A「(ビクッ)」
ふと雷のような視線を感じ、振り返ると...
そこにはあの２人がいた。
無視もできないので、２人へと近づく。
A「リカに塔子、来てたんだ」
塔子「良く気付いたねー」
A「ただならぬ視線を感じたよ...」
リカ「A、どないしたん？誰かに会いとうなったんか？」
A「そういうのじゃないって。ただの差し入れ」
塔子「あの人は？」
A「乃々美さん。虎丸の近所の弁当屋さんの娘さんだよ」
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ななっち(プロフ) - かなさん» わーーとても嬉しいです！！長い間ありがとうございます！！もっと面白く書けるように頑張ります！＾＾ (2017年8月20日 15時) (
レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - ななっちさんの作品、昔から読んでいています！また復活してくれてとても嬉しいです！私も作品書いているのですが、ななっちさんみたくなれるようにがんばりたいです！応援してます！ (2017年8月20日 10時) (レス) id: e5a68393f3 (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - みるくてぃ☆さん» いえいえーまた読みに行くね♪ (2017年8月20日 0時) (レス) id: b79a46e22d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ☆(プロフ) - ありがとう!!ちょっと自信が持てた笑 ななちゃんがそう言ってくれて嬉しい!頑張るね(*´ω`*)ほんとありがとう！ (2017年8月20日 0時) (レス) id: 363c42bf1d (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - みるくてぃ☆さん» 改善した方がいいとかは思わなかったよ〜色んな作者さんそれぞれの個性がある方がすきだし！なんか全体的にギャグっぽい所がすごく面白くて好き！あたしはギャグ得意じゃないから逆にすごいって思ったよ〜！ (2017年8月20日 0時) (レス) id: 5b85f290d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2017年8月11日 15時
