夜空149 ページ29
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―翌日。
私は職場で仕事をしていた。
私の夏休みは終わってしまい、今日から私はまたお仕事だ。
昨日のことが忘れられなかった。
昨日、お祭りが終わると私は少しだけ昔のことを思い出したとカラ松君に伝えた。
カラ松君はすごく喜んでくれてた。
私は少ししか思い出せなかったのに...って思ってたけど、彼が喜んでくれたから少しだけでもいいんだって思った。
あの事は伝えなかった。
カラ松君が好きだっていう事...まだ言わない方がいいよね。
彼が私の事を好きかどうかわからないし...
決意できた時に伝えようと思う。
もっとカラ松君のことを知って、昔のことも思い出したい。
私なりにも頑張ろう。
イ「みんな、ビッグニュースザンス!!」
すると、イヤミさんが大きな声でいうので、私たちは一旦作業を止め、イヤミさんに注目する。
イヤミさんの隣には、知らない男の人...私と同い年くらいかな??
イ「今日からミーたちと一緒に仕事をすることになった、北海道から来た新人を紹介するザンス!!」
「神木祐也と申します。分からないことも多いかもしれませんが、一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。」
私たちは拍手で神木さんを迎えた。
イ「じゃあ席はあそこザンス!!」
イヤミさんが私の隣の席を指さして言うと、神木さんはこちらへやってくる。
イ「綾瀬、しっかり面倒を見るザンスよ!」
あ「はーい!」
神「え、綾瀬??」
神木さんが私の隣に来ると、驚いた顔で私を見つめる。
神「綾瀬って...旧名、宮原A?」
あ「どうして、それを...」
神「は?俺のこと覚えてないの?」
あ「覚えてないって...」
神「小学校の時、俺と一緒のクラスだったじゃん!」
あ「...ごめんなさい、私...」
神「...そっか、覚えてないか。そうだよなーあん時お前俺のこと振ったもんな。」
あ「え...」
神木さんは私の席に静かに座り、私を少し睨みつけるように見つめる。
神「この裏切り者。」
―『サイテー!!!』
『抜け駆けしといて祐也君振るなんてサイテー!!』
『もうあたしたち、あんたと友達じゃないから。』
『祐也君だってもうあんたのこときっと嫌いなんだから!!』
―ドクン...
彼の言葉を聞いて、彼から目を逸らせない。
頭が痛い...
あ「ゆ、祐也...君...」
私はそのまま目の前が真っ暗になった。
―ガタン!!
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます!頑張ります\(^o^)/ (2016年1月11日 21時) (レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね!完結できるように頑張ってください!応援してます! (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2016年1月9日 20時