夜空142 ページ22
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−Aside−
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―花火大会当日。
日が暮れた頃私は松野家にお邪魔し、おばさんに浴衣を着付けてもらっていた。
あ「おばさん、ごめんなさい。ご迷惑をおかけして。」
「全然大丈夫よ!むしろ嬉しいわ!うちの子全員男だから、着付けしててもときめかないのよねぇ...
はい、できたわよ!」
あ「わあ...ありがとうございます!」
「まぁ...やっぱり女の子ね!すごくときめいちゃう。女の子ってやっぱりいいわね〜」
おばさんは私の浴衣姿を眺めてそう言うものだから、私は思わず恥ずかしくなる。
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―「ニートたち。Aちゃんの着付けが終わったわよ。」
私はおばさんと一緒にみんながいる部屋に行く。
あ「お、お待たせ...」
私はそっと部屋に入ると、部屋にいたみんな私に注目し沈黙する。
え、え...!?
変だったかな?
あ「に、似合ってないかな...」
十「...わああああ!!Aちゃんすっごい可愛いいいい!!!!」
お「やっぱ浴衣って変わるなぁ、すんげー似合うじゃん!」
ト「ホントホント!すっごく可愛いよ!Aちゃん。」
チョ「綺麗だよ、Aちゃん。一松もそう思うだろ?」
一「...まあ、悪くない。」
あ「あ、ありがとう...」
みんなの感想を聞いてすごく嬉しくなった。
よかった...
私は無意識にカラ松君に目を向ける。
カラ松君...何も言ってくれない。
あ「カラ松君...これ、似合ってるかな...?」
私はカラ松君の前に来て、カラ松君を見つめた。
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます!頑張ります\(^o^)/ (2016年1月11日 21時) (レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね!完結できるように頑張ってください!応援してます! (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2016年1月9日 20時