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結果から言うとfineが勝ち五奇人は死んだ
fineのステージも中々に酷いものでした。あんな顔をして、アイドルならどんな時でも笑顔で居るものでしょ、何てお小言も言わせてくれなくてさー
勝った方も負けた方も幸せじゃない
こんなドリフェスがしたかったんじゃない
台本通りに動くしか出来ない哀れなプロデューサーなんて
「疲れた」
最期の舞台が終わり、後片付けを1人で黙々と進める。何故か、皆の所へいく自信がないから
どんな風に声かけていいか全くわからない
「姉サン」
「うわ、夏目君…手伝ってくれるの？」
「『皆を夢ノ咲で支えたいと思ってる』『両人の味方』――両人の味方？やっぱり君はウソツキだね」
涙を目に溜めた夏目君が口を開いた
「どっちも中途半端にしか支えられず、守れず、壊すのが本望？姉サンの舞台で壊れた兄サン達はこれからどうするノ？」
「姉サンの舞台、兄サン達好きだって。自分の魔法とは違くて尊敬もしていた。五奇人として周りからどんな目で見られてたって姉サンはプロデューサーだったのニ。何で、何でボクを戦場に出してくれなかった!?」
ギリギリと胸が痛む
何て説明しよう、夏目君何て言ったら納得してくれるかな
それとも
「夢ノ咲だけ変わればいいってそういう事だったんダネ」
何を言ってもきっと心の傷は癒えない。セラピストでもないただのプロデューサーだから
「姉サンの舞台でライブするのが夢だったのに」
「ありがとう夏目君。私はアイドルが好きだからそういってもらえて嬉しいよ」
「五奇人のハッピーエンドを望んでいたのはボクだけじゃなくて、姉サンも望んでいたって思ってたのに…」
対生徒会用に教室と教室を繋げるようにしたり五芒星書いたり
一緒に色々考えてた仲だもんねぇ、私と夏目君は
私だってハッピーエンドをずっと望んで今日まで来たよ。そりゃそうだ
でも現実ってやっぱり厳しい、この世界は特に
「よし、片づけも終わったし報告しに行かなくちゃ。また機会があったらよろしくね」
何が機会があったらだ。馬鹿
「姉サンは悔しくないノ…？」
悔しいに決まってる。それでもこれが英智の選んだ道ならそれをプロデューサーとして受け止め、これからの道標を造らないとでしょ？
これが終わりだなんて誰にも言わせないから
斎宮も壊れてしまった。それでも終わりじゃなかったっていつか示せればいいなぁ
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あさぎ(プロフ) - 豆餅太郎さん» 豆餅太郎さん初めまして！コメント＆嬉しいお言葉ありがとうございます。更新頑張ります！先ほど豆餅太郎さんの作品も読ませていただきました！とても素敵な物語で…！お気に入りまでありがとうございます！完結まで頑張ります (2017年4月11日 19時) (
レス) id: d01a5a6786 (このIDを非表示/違反報告)
豆餅太郎(プロフ) - 初コメ失礼いたします〜！！ずっとこんな小説読みたいって思ってたんです〜!!文章も読みやすくて面白かったです。色々大変だとは思いますが更新、楽しみにしてます〜!!お気に入り失礼しますね。 (2017年4月6日 18時) (レス) id: aa46331757 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - 莉音さん» 莉音さんコメントありがとうございます！とても嬉しいです〜！ 更新は不定期でのろのろとしてますが、あんスタの世界観を大切に完結にむけて頑張ります!! (2017年4月4日 10時) (レス) id: 595de2147b (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - 占ツクにあまりない世界観で、とても面白かったです！主人公が超鈍感とか、理由も大してないのにありえない程愛されてる等という幼稚な設定じゃなく、大人びた文章で設定もリアルで読みやすかったです！これからも頑張ってください！ (2017年3月29日 16時) (レス) id: 77ea6647a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさぎ | 作成日時：2017年1月29日 19時
