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放送を聞いたチームV全員、寝惚け眼をこすりながら起き出す。そして各々自身の順位を確認し、上がっている事に歓喜の声を上げた。
睡蓮も自分の順位を確認する。「247」からの「222」になっていた。ついでに睡蓮の腰に抱き付いている士道のも確認すると自分より一つ上の「221」になっていた。
『やぁやぁお疲れ、才能の原石共よ。“
唐突にモニターに絵心が映った。
こんな過酷な環境下での暮らしを楽しめるはずがない。そう感じている彼等は不満を口々と言う。だが絵心はそれを一喝した。
『環境がクソなのはお前らがサッカー下手クソだから当然だ、バーカ』
当然のように言ってのけた絵心は淡々と施設について説明して。
曰く、ここは５つの棟で構成されており「B」〜「Z」の全25チームが5チームずつ分かれてそれぞれ同じ棟で生活している事。
先日行われた入寮テストで各部屋一名ずつ、計25名が脱落。残り人数は275名。
つまり、この順位は25名を抜きにしたものであり順位自体殆ど変化がないのだ。とどのつまり彼等はぬか喜びをさせられただけだ。
話はそれだけではない。チームはランキング順になっており、睡蓮達チーム「V」は５つの棟の中でも最低ランクの「伍」号棟。しかし「伍」号棟の中では一番強いチームである事を告げられる。
(つまり、凛ちゃんは結構上位の方にいるのかもしれないって訳ね……ん？でもおかしいわね…)
何か違和感を感じた睡蓮だが、その様子を知らない絵心は更に話を続けた。
『ランキング上位者は上のランクの棟で良い飯と良いトレーニングを得て、トップストライカーのために最高位の生活を送っている…。ここでは
(“のしあがれ”…なんて元エンドのE組のアタシにピッタリの言葉だわ！)
3ーE組。成績の悪化した者や校則違反者はそのクラスに入れられ、本校舎の人間にありとあらゆる低待遇を強いられる事から“エンドのE組”と呼ばれていた。
睡蓮もその内の一人だった。
だが、殺せんせーに出会い、仲間と共に協力した事で色んな事を乗り越え、勝負に勝ち、のしあがってきた。
だがら今回もそうするのみと強く拳を握った。
『それではこれより“
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ブラット - 乙夜と烏が一緒だとどっちか上がれなくない？ (2月3日 18時) (
レス) @page48 id: 4dbf5de316 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - mumuさん» そう言って頂けると嬉しいです(^^)試合後の絡みとか書いていこうかなとは思っています (2023年4月20日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - ユキトさん» そうなったらJFU壊滅の危機になりそうですね(笑) (2023年4月20日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
mumu - 乙夜と睡蓮が会ったらどうなるのか気になったので乙夜参戦は嬉しかったです。 (2023年4月19日 15時) (レス) id: c61307fab8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - JFUの腐ったミカンが睡蓮ちゃんを利用しようとすればE組+αに痛い目と弱味を握られそう… (2023年4月19日 9時) (レス) @page47 id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年3月18日 17時
