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「え〜奇遇じゃん！俺もそんな風に思ってたとこ。もしかして俺達相思相愛？」
「そんな訳ないでしょ」
「つれないね〜」
背後から腕を回し、キス出来るんじゃないか位に顔を近づける士道。性格はアレだがイケメンの部類に入る彼にこれをされたら女子ならきっと照れるだろう。
けど睡蓮は特に動じる事もなく返した。
「けどさぁ、さっきの俺とビューティーちゃんとの愛の共同作業で生まれた“爆発”、あれは最高に脳がキマったし、イクほど興奮したぜ♡」
その時の光景を思い出したのか目を蕩けさせ、頬を上気させた。
「だから、殴るの止めようって思った訳」
(とんでもない変態に目つけられわねアタシ。何でいつもこうなるんだか…)
諦めたような目で見ていた睡蓮だがここである事を思いつく。だが伸るか反るかは奴次第……ある意味暗殺する時と同じように緊張が走った。
「アンタの言う“爆発”ってやつはイマイチよく分かんないわ、けど……」
体を横に向け、口を耳元に寄せ囁くようにこう言った。
「あれで満足出来るの？」
艶気を含んだ低い声が甘い痺れとなり士道の脳内を駆け巡る。目を細め、全てを惑わすんじゃないかと思ってしまう程の蠱惑的な笑み。これだけでも周りにいた他のメンバーは睡蓮の色香に当てられ、頬を染めながら喉を鳴らした。
睡蓮は周りの視線に目もくれず更に士道に追い打ちを掛けるように言った。
「あんなの前 戯にしかすぎないわ。そんなのでイクとか……アナタ意外に早 漏？
アタシだったらあれ以上の“爆発”をアンタに味わわせてあげられる。どう？ここにいるまでの間アタシと協力しない？アタシも…アンタも…互いのエゴを満たせるから悪い話じゃないと思うのだけど？」
つう…っと胸から腹部へと指を這わせた。
睡蓮の目的、それは士道との協定だ。彼の実力は分かった。このグループの1位というのも頷ける。だが、余りにも凶暴すぎる。
今回は何とかなったがこれが今後続くとなると自分自身にも周りにも多大な影響を与える。勿論、悪い意味で。
そこで睡蓮は彼の言っていた言葉を思い出す。彼はサッカーをするにあたり“爆発”と言う単語をよく口に出していた。それが何なのか今は分からないが彼なりの美学なのだろう。
要は彼に“爆発”を味わわせれば被害が少なくなるんじゃない？という結論に至ったからの提案。
自分にはそれが出来る技術がある。だから可能だろう。
(さぁ、どう出る！)
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黒帽子(プロフ) - マジモンの名無しさん» コメントありがとうございます。はい、名前は固定にしています。 (9月29日 23時) (
レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - チエリー・ルミさん» コメントありがとうございます。そうですねなるべく大人の女性に見えるようにとあと色気があるようなキャラにしましたww (9月29日 23時) (レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - お名前って固定ですか (9月29日 16時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - 見た目ママンだww (7月5日 15時) (レス) @page29 id: 642921c4b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 睡君の事をそこまで言ってくださるなんて作者感激です！！イラストの感想もありがとうございます！後々睡君の暗殺教室時代のイラストも載せようかなと思っております。 (2023年3月21日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年2月4日 23時
