3ー�� ページ27
ピピピ、とスマホのアラームが鳴る。ホーム画面には「22:15」と表示されていた。
ゲームを中断し、アタシはスマホを取りアラーム機能を止めた。
「それじゃあ着替えましょうか」
「だね、着替えたらまた部屋行くね」
「りょうかーい」
カルマは立ち上がり課題とゲーム機を持って一旦部屋を出た。アタシはクローゼットを開け、中から動きやすそうな服を適当に見繕い、取り出してそれに着替えた。
着替えた後部屋を出る。廊下は暗く、静かさが漂っていた。物音で業の両親を起こさないようにナンバで廊下を歩き、階段は一段ずつ音を立てないよう慎重に降りた。
こういう時訓練で習った事が生かせるのよね〜。
玄関にある靴箱からアタシと業のスニーカーを取り出し、降りる時と同じように慎重に階段を上り部屋に戻った。
すると、既に着替えた業が床に座っていて、アタシに向かって手を振った。
「お帰り〜。靴ありがとね」
はい、どうぞと業の靴を手渡す。
アタシも業の隣に座り、殺せんせーが来るまでの間他愛もない会話をした。
＿＿＿＿時間は流れ、現在「22:29」。後1分で約束の時間になるわ。と思ってたら「22:30」に切り替わった。
すると、コンコンと何かを軽く叩く音が。音のした方を向くとそこには外から窓にへばり付く殺せんせーがいた。
窓を開けると、殺せんせーが部屋に入って来た。
「こんばんは、睡蓮君。約束の時間になったので迎えに来ました」
「やっほー殺せんせー。俺も付いて行っても良い？」
「おや、業君。もしかして睡蓮君から話を聞きましたね？」
「うん、そう。それで面白そうっていうのもあるし、せんせーがいるから大丈夫たど思うけど心配なんだ。だから付いて行きたい。
せんせーだって知ってるよね？俺がどれだけ睡の事が大切か？」
業は目を細め、ジッと殺せんせーを見つめる。
「えぇ、それはもう。あの時充分という程知りました」
揶揄うように言うせんせーに対して顔を背ける業。
二人が何の話をしてるか分からないけど、取り敢えずアタシはいい幼馴染を持っていると言うことだけは分かるわ。……人が嫌がる事を進んでやるような子だけどね……。
「それで、せんせー。こんな夜中に何をするつもりなの？」
よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに殺せんせーは触手の一本をアタシ達の前に出した。
「ヌルフフフ。今から“答えを見つける旅”inヨーロッパに行きますよ！！」
「「……へっ？」」
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黒帽子(プロフ) - マジモンの名無しさん» コメントありがとうございます。はい、名前は固定にしています。 (9月29日 23時) (
レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - チエリー・ルミさん» コメントありがとうございます。そうですねなるべく大人の女性に見えるようにとあと色気があるようなキャラにしましたww (9月29日 23時) (レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - お名前って固定ですか (9月29日 16時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - 見た目ママンだww (7月5日 15時) (レス) @page29 id: 642921c4b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 睡君の事をそこまで言ってくださるなんて作者感激です！！イラストの感想もありがとうございます！後々睡君の暗殺教室時代のイラストも載せようかなと思っております。 (2023年3月21日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年2月4日 23時
