優等生など戯言で：em ページ17
なにか、何か状況を打破する作戦を考えなければ。焦りと恐怖で私はじっとりと汗をかいていた。
『…教授、平気ですか』
em「これで平気に見えるならあなたは随分と感情を読み取るのが下手ですね」
嫌味ったらしく言葉を吐いた相手は軍学校で受け持っていた生徒。立派な軍人になった彼女は今、私の部下になっていた。
成績優秀、運動神経だって抜群に良くて数少ない女軍人の中で主席を取るほど。そんな彼女はなんとも魅力的な女性だった。
『…作戦に悩まれているんですか』
em「見ればわかるやろ」
気を遣った言葉に無性にイラついてしまう。このままではこの国が終わってしまうのだ。そんな会話をしている間にも私は作戦を考えたいのだ。
『…教授、私に提案があります』
いつもの凛とした表情で彼女はそう言った。そして持っていたカバンの中身を私の目の前に出す。
『私が特攻する、というのはいかがでしょう』
em「…何言うてんの」
『正直、ここから戦況が変わるとは思えません。それならば、総統を逃す余裕を作る方が賢明な判断だとは思いませんか』
なんとも思っていないように表情を変えず、淡々と私を説得し始めた。
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支配人B(プロフ) - りなさん» あぁぁぁ！！！聴けましたか！！！！最高と言っていただけて良かった！ありがとうございます！ (2019年4月13日 7時) (
レス) id: f5dea51b58 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 4/10聴きながら見てみました……朝から大号泣の感動でした……本当にこの話を書いていただきありがとうございます…！！！本当に本当に最高です…！ (2019年4月13日 5時) (レス) id: 89412a173b (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 心華さん» それを狙ってました！！！ (2019年4月1日 6時) (レス) id: 5708e2b429 (このIDを非表示/違反報告)
心華 - 上げて落とす感じが良きですwありがとうございました。 (2019年3月20日 20時) (レス) id: d3b6f7acff (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 嶺緒さん» ひぇ〜〜、ありがとうございます！最高と言っていただけて良かった！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: f5dea51b58 (このIDを非表示/違反報告)
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