【銀魂】ありきたりな設定の主人公ですが【沖田総悟】

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沖田side

いつもの甘味処
だいたいこの時間だとAさんもいるはずだ

「あり、まだ来てねェのか」

団子がくるのを待っていたところに、路地裏に歩いていく不審な男を見かけた
ありゃ、薬やってんな
めんどくせぇが、一応お巡りさんだから行くしかない

「おばちゃん、団子はまた今度にすらァ」
「あら、そうかい？」
「あ、支払いは土方で」

刀を持って駆け出した時に、ゴンッという鈍い音と明らかに土方さんの声が聞こえた
まさか、いるのかと警戒したがどうやら携帯から聞こえていたらしい
まぁ、土方さんの声が聞こえてくる携帯というのは限られてるけどな

「おい、何してんでィ」
「こいつ他の奴らに連絡してやがった！！」
「あ？こいつのために来るわけねェだろィ」
「でも真選組なことには変わりねぇよ！！」

まぁ、薬やってる奴らの刀なんてのは容易いもんで
残っていた数人も一気に片付けた
そこにパトカーに乗った土方さんとザキが到着する

「もっと早く来いよ土方コノヤロー」
「おい、聞こえてんぞ」
「ザキ、こいつら頼んまァ」
「は、はい！」
「Aさん帰りますぜィ。おい、起きろバカ女」

くっそ、全然起きやしねぇ
仕方ねぇから引きずってパトカーに詰め込もうとしたが、男たちが乗っているせいで空いてる隙間がねぇ

「さっさと起きやがれバカ女、なんで俺がお前を箱ばねぇとならねェんでィ」

くっそ、こいつ重い

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