決め手は鬼ごっこで ページ7
「待っ.......っ速っ?!あの人速!?」
「虎杖!!お前だけが頼りなんだよ!!
あいつ捕まえやがれや!!!」
「鵺に乗りながら急かすなよ!」
「(うるせえ.....)」
その間も、私は森の中を走り抜けては、
木を蹴って上へ飛ぶ。
「.....おー、速い速い」
『乗り心地はどうです?硝子様』
「最悪」
『だよね』
その腕には硝子が収まっている。
あの後、いろいろあって鬼ごっこでケリを
つける事になり、ジャンケンの結果、私が
逃げる事になった。鬼は虎杖と言う子だ。
『ん〜...硝子、あと何分?』
「ざっと3分だな」
『3分か.....いけるかな』
「頑張れ」
時折、上から網などが落ちてくる。絶対
五条様だなこれ。
どんだけラーメンが食べたいんだよ。
今度は夜蛾学長特製の呪該が横から飛び出て
きた。上に避ける。
あとで怒られるよ、五条様。
『ふぅっ......やばいな、あの人』
「あいつAの事好きすぎるだろ」
『まさか。ラーメンが食べたいだけだよ』
「......五条に珍しく同情するわ」
『え?........っと!』
「だぁっっ!?うそぉ!」
気づいたら虎杖君が手を伸ばしてきたため、
咄嗟にしゃがんで背後に回り、背中を蹴る。
『危なかった.....ごめん、蹴っちゃった』
「アラーム鳴りましたよ」
「はあ!?もう!?何してんだ虎杖ぃ!」
「すみませんでしたぁ!!」
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作者名:初心者生 | 作成日時:2022年3月12日 17時