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A「ねえ・・・違うよ・・・」
有岡「え??」
A「有岡のおかげで、今こうやって幸せなの」
私は首元に回っていた有岡の腕をといて、
ゆっくりと前を向いて有岡を見上げた。
有岡のうるうるしたお目目が、なんだかもう、無性に愛しくて。
私は少しだけ背伸びをすると、有岡の両頬に手を添えて、
グイッと有岡を引っ張るとキスをした。
有岡「え!/////」
耳まで真っ赤になる有岡がやっぱりすごく愛しくて。
何度も何度も唇を落とす。
すると、有岡も急にスイッチが入ったかのように、
突然私の腰に手を回すと、グイッと自分に引き寄せた。
有岡「愛してる」
そう言いながら、どんどん深くなるキス・・・。
有岡の唇が私の上唇を何度も何度も食べるように挟み込んだかと思うと、
次は下唇を何度も。
それだけで十分とろけそうなのに、上唇と下唇を、舌と唇を使いながら
絶妙に愛撫される。
A「ん・・・」
まだ、舌も入れられてないのに。
唇の愛撫だけで、思わず声が漏れてしまって。
もっと・・・もっと・・・早く・・・って。
気持ちが焦っているのは私だけなのかな。
私が薄く唇を開いても、なかなか舌を絡ませてくれなくて。
唇をひたすら愛撫されるだけでおかしくなりかけてる時。
有岡「舌だして」
短く有岡に言われる。
そっと、舌を出すと。
私の舌を有岡の唇が、食べるように何度も何度も挟み込んで。
あまりの気持ち良さに頭がボーとなる。
その瞬間、有岡がまたさらにグイッと私の腰と、
後頭部に差し込まれた頭を引き寄せて。
有岡の舌が私の中に入ってきたかと思うと、
丁寧に、だけど、強引に。
舌を絡ませられる。
だけど。
やっぱり有岡の深いキスは。
呼吸ができないような苦しいキスなんかじゃなくて。
私の呼吸に合わせたような、優しくて思いやりと愛情を感じるキスで。
気がつくと、私も有岡にしがみついて。
私達はお互いの唇を求め続けた・・・・。
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kazuho10venw(プロフ) - ひなるりさんの作品が本当に好きです。1番好きです。新しい作品も繋いだ手をもう一度も、そしてtaste youは本当にドキドキして一気に読みました!これからもお忙しいかとは思いますが頑張ってください!更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年2月16日 0時) (レス) id: 3a82aedab1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなるり(プロフ) - マソさんさん» ありがとうございます!ドキドキもハラハラもして頂けて光栄です!これからも波乱の展開も目指しますので、引き続きよろしくお願いします! (2018年1月17日 20時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
ひなるり(プロフ) - ほーちゃんさん» ありがとうございます!!更新ゆっくりめで申し訳ありませんが、どうぞ引き続きよろしくお願いします! (2018年1月17日 20時) (レス) id: d8c478152b (このIDを非表示/違反報告)
マソさん(プロフ) - ドキドキもハラハラもしました!すごく読んでいて楽しいです!更新楽しみにしています! (2018年1月16日 1時) (レス) id: a8e64801a2 (このIDを非表示/違反報告)
ほーちゃん(プロフ) - とっても好きな作品です!(^^)応援してます!! (2017年12月30日 0時) (レス) id: 9c70c51396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなるり | 作成日時:2017年12月22日 1時