衝動 Takumi side ページ26
健勇さんとAさんに誘ってもらえんくて、家に帰ろうとした。
でも帰る気にならんくて、駅の近くを歩いてた。
近くで飯食って、帰ろうとしたその時…
拓｢A…さん？｣
前の方にAさんが見えた。
でも、何か様子が変やった。
声をかけようとした瞬間、
Aさんが頭を抑えながら倒れた。
拓｢Aさん？Aさん！大丈夫ですかっ!?｣
気づいたらまわりでは色んな声が飛び交ってた。
｢う…痛……健…勇…？｣
くそっ
こんな時でも健勇さんかよ…
拓｢Aさん？俺っす。拓実ですよ！｣
｢健…勇？痛い…｣
Aさんは健勇さんの名前を呼びながら意識を失った。
拓｢とっとりあえず…｣
俺の車が近かったからAさんをおんぶして走った。
たまたま近くの病院を知っとったからすぐに行けた。
しばらくしたらAさんの意識が戻った。
健勇さんじゃなくて俺が連れてきとったことにびっくりしとったけど、
意識が朦朧とする中で健勇さんの名前を呼んどったなんて
言えないし、言いたくないし、
言ったら…
ほんまに健勇さんに負けてまう気がした。
Aさんが健勇さんと幸せになるっていうなら、それでもええかもしれんけど、
そう思ったけど
でも、やっぱり…
俺はAさんじゃないとアカンねん。
｢迷惑かけてしもた…？ごめんね、拓実くん。｣
そんな悲しい顔しんといてください…。
Aさんは…、笑顔が一番似合うんすよ♪
拓｢いや、ほんまに大丈夫です。だって俺…｣
落ち着け、俺…。
今、何言おうとした……？
Aさんは、頭に？をいっぱい浮かべてる笑
いや、笑ってる場合やなくって。
拓｢人助け、好きなんで笑｣
ほんまは、Aさんを助けるんが好きなんやー…
｢えー笑 えらいんやねー笑｣
ベッドの上から手を伸ばして、俺の頭をなでた笑顔のAさんがかわいくて、思わず、
ｷﾞｭｯ
｢拓…実くん？｣
拓｢え？うわっ！｣
ｶﾞﾊﾞﾂ
拓｢す、すみませんでした―…｣
Aさんを抱きしめてしまった…。
｢急にどうしたん？拓実くん、めっちゃええ匂いしたよー｣
うふふと笑うAさんを見てたら自分のやったことがマジではずくなってきた…。
拓｢あの、俺…明日、朝から練習なんで帰っていいすか？
…Aさんは今日はここでゆっくり休んでください。また、メールしてくださいねー…｣
俺は、自分のやったこととAさんから逃げようとした。
でも、それを止めたんは…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カンナ - 海帆さん» パン屋さん…どう？ (2014年11月14日 0時) (
レス) id: 608eb8f909 (このIDを非表示/違反報告)
海帆(プロフ) - カンナさん» 年賀状!!いいな笑400おめでと(*^^*)頑張ります笑 (2014年11月10日 8時) (レス) id: d5b2852d70 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - 更新 頑張って!!!!!!応援してます♪ (2014年11月9日 21時) (レス) id: 608eb8f909 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - 昨日の夜オールナイト真碧ちゃんとしてさーカンナのホムペでお話してたら…夜の間でhit数が400越えたー（~▽~＠）♪♪♪ (2014年11月9日 21時) (レス) id: 608eb8f909 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - パンケーキ♪ (2014年11月9日 2時) (レス) id: 608eb8f909 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海帆 | 作成日時：2014年8月22日 21時
