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「お二人共、お酒お作りしましょうか」
「じゃあ俺もらう」
そういうと神威様はにっこり笑って私を見ていた。
「じゃあ、俺ももらおうかな」
それに便乗するようにれいさんも飲むという。
1人で2人相手するのはなかなかキツい。
こんなのいつぶりだろうか
「そういえば名前、きいてなかった」
「あ!すみません、私Aともうします」
「…Aね。覚えた」
「ふふ、ありがとうございます」
まるで弟のような反応をしてくれる神威様がすごく可愛い。
「Aさん、ここに務めてどれぐらいになるの?」
れいさんが質問を投げかけてきた。
「私、ここでは7年働かせて頂いております」
「そんなにか、じゃあベテランさんだね」
「そんな、とんでもないですよ」
作り笑顔をしながら私もお酒を流し込む。
もう、こんなの水ぐらいにしか思えなくなる。
酔いもない、ただの炭酸。
「あ、A」
「はい?」
ふいに神威様に名前を呼ばれ
そちらに顔を向けると
「!」
神威様にキスをされてしまった。
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真由(プロフ) - すみません。気になったのですが、3話め神威の髪はオレンジではなくサーモンピンクですよ。 (2018年3月21日 19時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kentsina51 | 作成日時:2018年3月20日 19時