＿お前らが居てくれたから .。~ 365日の日々 ~

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け ん と s i d e
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俺は今、家にいる 。


二階堂に
病院行けよ 。

そんなことを言われたのを忘れ 。









 (( ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ))


ん ?

誰だろ 。



 (( ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ))

俺は重い頭を抱え、玄関に向かった 。


 (( ｶﾞﾁｬ ))




みつ だ 。

なんでみつ?


よく見ると、左手にはﾋﾞﾆｰﾙ袋 。



北 『風邪こじらせたみたいだったから、お見舞い ?』

千 『おおお !! ｹﾞﾎ っ 、ん ..』



そうゆうこと、か 。

俺は ありがたく 受け取った 。



北 『ま‐良いや 、中入れろ 、寒いんだから !!』



え、 ..

それは駄目 。

みつが入るのを 止めた 。


千 『だめ』

北 『え ?』



ちょっと強く言い過ぎた 。



千 『あ、ご、ごめん!!散らかってるからさ..』

北 『別に良いよ 笑』


いや、これだけは だめ 。



説得したら、みつは帰るようだ 。




千 『ごめんね 』

北 『いや、それより早く治せよ 』

千 『おう、さんきゅ』




はぁ、 あぶね 。


ﾄﾞｱを閉め終わった時だった 。



北 『ちょ、 待て』



んわ、 最悪 。
気づかれた、か 。





俺は玄関とは真逆の方向に足をすすめた 。







こんな部屋には入れられない 。





ﾋﾞｰﾙ缶だらけ 。
ｱﾙｺｰﾙの匂い 。
脱ぎっぱなしの衣類 。
洗い物の溜まったｷｯﾁﾝ 。




俺は今、何もする気がしなくなっていた 。




体が重いからだろうか 。



動く気にはなれなかった 。









最近は仕事から帰ってきたら、ｱﾙｺｰﾙを摂取するのが

俺の日々になっていた 。









この時、自分の体に異変が起きてるとは気づかずに 。

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