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あいつは俺のマンションに行くはずだから、タクシーに乗って帰らない限りまず駅に向かうはずだ。
お願いだからタクシーに乗って帰っていませんように。
そう思い駅への道を早歩きで探していると、とことこと歩く女の子の姿を見つけた。
間違いなくAちゃんだ。
「ねぇ。」
『…』
俺は見つけるとともに声をかけた。
だけどあっちは無視。
｢おい。｣
『…』
また声をかける。
すると今度は逃げるかのように早歩きになるあいつ。
｢おい！無視かよ。｣
『わ！』
何回呼んでも振り向いてくれなかったのが耐えられなくなり、思わず俺はあいつの手を掴んだ。
そしたらAちゃんは驚いた顔をしてこっちを恐る恐る見た。
『え、きくち、、くん。
なんでここに…？』
なんて不思議そうな顔で聞いてきた。
｢抜け出してきた。｣
『なんで？まだみんな居るんだよ？』
わかってないなー。
俺はAちゃんともっと一緒に居たかったから抜け出してきたんだよ。
｢お前と話したかったから。
俺の友達のバーが近くにあるんだけど、この後行かない？｣
『…』
俺が素直にそう言うと、返事をせずになにかに迷っている。
まぁいい。
迷ってるぐらいならついてくればいい。
｢なにそんな悩んでるの？
暇なら着いてこいよ。｣
『え、ちょっと…！』
そうして俺は彼女を光也のバーへと連れていった。
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フクフクがかり(プロフ) - とても面白いです！更新まってます！ (2018年7月5日 16時) (
レス) id: d2823985a1 (このIDを非表示/違反報告)
hiyo - サイコーーーー (2018年5月23日 20時) (レス) id: b9bc295153 (このIDを非表示/違反報告)
ふま - 更新楽しみ！ (2018年5月5日 4時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年4月29日 7時) (レス) id: e42b9a9f74 (このIDを非表示/違反報告)
なな - ふうまくーん！！ (2018年4月16日 20時) (レス) id: b8ea8cbed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかたん | 作成日時：2018年4月11日 9時
