とある家の長女とランペの絡み話

変装【riku,kenta.k】 ページ20

kenta.k side



今、健太ちゃんの変装をしてりくさんのところに向かってる。


なんで、俺が健太ちゃんの変装をしてるのかというと、さっき、




「ねぇ、変装してくれない？」


『え？なんで？』


「実はね、今から、りっくんのところに行く予定だったんだけど…慧人くんとカフェに行くことを忘れてたから、変装してもらおうと思って…」


『あー、そうなんだ…じゃあ服とか…髪の毛とか…どうすればいい…？』


「あ、カツラね、一応買ってあったの！服は貸してあげるから！あと、バレたら、慧人くんとカフェ行ってるって伝えてて！ちょっと急ぐから、じゃあね！」


『ちょ…ちょっと！』




こんなことがあった。だから俺は変装してるってこと。


「あ！健太ちゃんっ！」


『うわっ！痛いよー！りっくん！』


「ふふ、相変わらず可愛いね！」


『えへへ！』


はぁ、りくさんに可愛いなんて言われるの…無理…まぁ、乗りきらないと…


「ねぇ、健太ちゃん、どうしよっか！」


『うーん…あ！愛してるゲームしようよー！』


「あ、いいよ！じゃあ俺から、愛してるよ…」


恥ずかし…///なんで愛してるゲームしよって言ったんだろ…俺…


『じゃあ健太も…りっくん…愛してるっ…///』


「すごい照れてる…健太ちゃんの負けだね！」


んー…///もーやだ…///助けて…


「あーあ、健太可愛い…」


『あ、えっ…』ﾄﾞｻｯ


「こんな格好してなにしてんの？可愛すぎだよ？」


『こ、これって…バレましたか…？？』


「バレバレだからね？健太？」


『あ、あの…りくさん…怒って…ます…？？』


「ん？怒ってないけど？」


『はぁ、よかった…』


「てか、健太ちゃんは？どこ？」


『健太ちゃんは慧人とカフェに行ってます。だから、俺が変装したわけですよ。』


「あ、そういうことね。」


『俺、死にそうでした。』


「なんで？」


『可愛いとか言われるし、りくさんのことだから、襲 ってくるんじゃないかと思いました。』


「そっか、襲 ってくると思ってたのねー…」


『そうですよ。』


「まぁ、可愛いから襲 っちゃうけどね？」


『あ、あのっ…待ってください…』


「待てない…健太がスカート履いてるところで待てないから…ほら、シ よ？」


『んー！！もういやーぁー！！』


俺はりくさんに何回もさせられた。はぁ、もう二度と変装したくない…



(ねぇ、もう一回シ よ？)

(嫌ですよ…///)

(可愛いから…)

(もうシ ないですっ…///)



[陸→神健→陸→神健]

デート【sota.n】→←事件

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す