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どうやら助けてくれたこの子が、かの有名な紀章さんが溺愛する姪っ子ちゃんなのだとか。
なんでも紀章さんが嫁を連れてきたと聞いて東京から飛んで帰ってきたそうな、因みに私がその目的の人物だと知るや否や
「やるなきーくん…」と一言。
質問攻めにあうことなくすっかり平和となった空間で自然と話が盛り上がる。
「あっっ!ちょっと司ちゃんの隣は俺のなのに!」
「ざんねーん、もう私のですー!」
『あ、お帰り』
「ただいま!!」
ようやく戻ってきたらしい紀章さんの声がこれがまぁ良く通る。流石声優、流石GRANRODEO
…ところで紀章さん、帰ってきた第一声があれでいいの
紀章さんが戻ってきたのを確認すると姪っ子ちゃんにぐいっと腕を引かれて、それを見た彼が分かり易くむすっとする。待って同性(私から見て)にしかも何歳相手に妬いてんの耐えろ46歳
「いーじゃんきーくんはいつでも会えるんだから」
「それとこれとは話が別なの」
「絶対いやだ」
「えー…」
「あっでも待ってちょっと写真撮らせて…
司ちゃんスマホ」
『はい』
「2人ともこっち見てー、はーいチーズー」
『「いぇーい」』
パシャッとシャッター音。
それからスマホの画面をじっと見る紀章さんと見せてーとその手元を覗き込む姪っ子ちゃん。
「後で送って」
「いいよ」
はい、ありがとう。と返却されるスマホを受け取り机の上に伏せる。
「そろそろ俺の特等席返して」
「やだ、余裕が無い男は嫌われるよ」
「嫁のことで余裕もクソもないですー」
「けちー!」
「好きに言ってな!!」
『(あっまだ続くんだ)』
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愛夢(プロフ) - 紀章さん好きには堪らない作品ありがとうございます!!更新頑張ってください! (2023年2月6日 18時) (レス) id: 1fb4caaf97 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - Yuiさん» Yuiさん、返信大変遅くなってしまい申し訳ありません。コメントありがとうございます!マイペースに更新しているのでまた覗いて頂ければ幸いです(*^^*) (2022年2月6日 20時) (レス) id: 1b7127d9e3 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 紀章さんファンなんで小説を作成してくれてすごい嬉しいです!続きを楽しみにしてます! (2022年1月16日 13時) (レス) @page5 id: 3c14c8fbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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