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黄瀬君 ページ10

Aside

練習10分前……私は保健室から体育館にたどり着いた。

「ふう……間に合った…」

黒子「あ、Aさん」

青峰「ギリギリだぞ、A……って、どうしたんだよ!?その湿布!!」

大輝君はほっぺたに貼ってある湿布を指差した。

「あーこれは……!?」

?「見つけた!!」(ガシッ!!

「へ!?」

突然、肩を掴まれた。

って…あれ?


黄瀬「オレ!黄瀬涼太ッス!キミは!?」

「え!?AAだけど……」

黄瀬「じゃあAっちッスね!!」

「え、え、ちょっ、ちょっと待って!黄瀬君!急にどうしたの?私達、今まで話したことないはずたけど…」

黄瀬「さっきの見てたんスよ!Aっちが三宅サンのこと庇ってまで叩かれたとこ!」

青峰「叩かれたぁ!?」

黒子「Aさん?どういうことですか?」

「あ、いや、その……」

私はすべてを話した。

青峰「ったく、お前は…」

黒子「Aさんって時々すごいことしますよね」

「えへへ……」

黄瀬「あれ見てオレ、女の子なのにスゴいと思ったんスよ!」

「スゴいって…あれは咄嗟に…」

黄瀬「それでもスゴいッス!」

「んーそうかな……?」

そして私は黄瀬君と仲良くなった。

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作者名:スガ | 作成日時:2019年10月30日 20時

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