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Aside


交流戦も終わり…私達は2年になった。

マネージャーにも慣れてきて、私は皆のことを名前で呼ばせてもらっている。

ふふっ何か仲良くなれたって感じだなぁ…!

そんな嬉しい気持ちで体育館に向かっていると、言い争うような声が聞こえた。

声は体育館の裏から聞こえてきた。

何だろ……?

そこでは数人の女の子達が、1人の女の子を責め立てていた。

って…ん?あれって……三宅さん?

責め立てられていたのは同じクラスの三宅茉莉奈ちゃんだ。

あら……あの女の子達って…

女1「あんたさぁ!?黄瀬君と隣の席ってだけで調子のってんじゃないの!?」

女2「あんたみたいな奴、黄瀬君が好きになるわけ無いじゃん!」

女3「黄瀬君が優しいのは普通だから!!」

三宅「だから!私は黄瀬君のことを好きな訳じゃないってば!」

黄瀬君…?黄瀬君って確か…

すると…

女1「うっさい!!」

「!!」

女の子が三宅さんを叩こうとした。

(バシッッ!

「……っ…痛…………あなたたち何してるの?」

私は三宅さんの代わりに叩かれた。

女2「あ……Aさん…!」

女3「ごっ、ごめんなさい!!」

女1「私…なんてこと…!」

「………謝る相手が違うわ。まずは三宅さんに謝るのが先でしょう?」

女1「はっ、はい!!」

女2「ごめんなさい!三宅さん!」

女3「私達、黄瀬君の隣の席なのが羨ましくて…!」

三宅「え……い、いや別にいいけど…」

女3「!ありがとう!!」

女2「Aさんもすみませんでした!!」

女1「本当にごめんなさい!!」

「気にしないで!それよりもうこういうことはしないこと!わかった?」

女「!はい!!」

そして女の子達は去っていった。









?「………………」

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作者名:スガ | 作成日時:2019年10月30日 20時

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