[d!]我々と4年目の第1歩を。[建国記念] (ページ12)

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「ふーん、なんか勘違いしてへんか？俺らウラン114514を狙ってるわけやないで？」

は？ウラン114514を狙って...ない.......？

自然に口が開いてしまう。

きっと私は今凄いあほ面を晒しているだろうが仕方ないだろう。
それほど衝撃的なんだ、

「ひひっ、何やその顔。俺らが狙っとるのはあんたやで？」

はぁ！？！？

『はぁ！？何言ってんの！？』

私を狙ったところで得なんてないでしょ？

そんな自傷を含んだことを言えば何故か、んや訳ないやろ！自分の価値を分かってないんちゃうか？！と怒られてしまう。

いや、なんで侵入者に怒られなきゃいけないのよ、

｢と、いうわけで一緒に行こな？」

『いやいや、行くわけないじゃな「ん？懐に入ってんの知ってんで？守るためだったらなんでもするんだよなぁ？」行きます』

あぁなんでもするとか言った自分を呪いたい。

ブツブツと愚痴を言っていれば、侵入者は何かを飲み姿が見えるようになる。
緑のパーカーを着ていて顔は余り見えないが結構イケメンだ。

行くでーと呑気な声で言われるので、分かりましたよとため息混じりに返し、とぼとぼとあとを着いていく。

そして、しばらく歩いていきなり振り返ったと思ったら

「あ、あと俺ゾムな！」

なんて言うものだから、少し笑ってしまう。

じっと見られてるような気がして顔を上げれば、結構離れてしまっているゾムさんに大声で声をかけられる

「はよこんと置いてくでー」

気の所為だったみたいだ。

『え、ちょっ、』

どこなのかもわからないからそれは辞めてください！！と駆け足で近寄る。

この時の私はこの後ゾムさんの国の幹部にされるとも知らずに。

そして、ウラン114514はもう4つ取られていて私が最後のひとつだということも。

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一部抜粋でゾムークを参考にさせて頂きました。