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翌日、普通に2人とも登校して、バイトを終えたとしくんが、20時過ぎに帰ってくる。
一緒にご飯食べてたら、
「今日、玉にさー、Aのこと報告したんだー。
そしたら、すげー怒られちゃって。」
って、打ち明けられる。
玉森さんは、としくんの親友で、私は写真しか見たことないけど、かなりのイケメン男子で。
いつも女の子に事欠かないんだって。
「高校生相手に、付き合ったその日に手を出すなんて、宮田がそんなヤツだとは思わなかった、ってすげー怒るからさー。
俺も反省しちゃった。
ごめんね?」
「そうだよね。
おかしいよね。
私もそう思ってた。」
って言うと、不安そうな顔になって、
「ほんと、ごめん。」
って謝る。
「もうしない?」
「それは無理。
だって、もう体が覚えちゃったから。」
なんて言われて、私が真っ赤になる。
としくんの、そういうとこ、よくわかんない。
「A、もうお風呂入ったの?」
いきなり聞かれるから、何も言わずに頷く。
「今日は俺の部屋で寝ない?」
って誘われる。
返事に迷ってると、強引に手を引かれて連れていかれた。
「今日はここで寝よう。」
私を自分のベッドに座らせると、
「待ってて、シャワー浴びてくる。」
シャワーの音が聞こえてきて、なんかそわそわしてしまう自分がいる。
…今日も、されちゃうのかな。
まさか、毎日?
ベッドに潜り込んでみる。
としくんの匂いがして、落ち着く。
落ち着くけど、ドキドキする。
目を閉じてみる。
寝ちゃおう。
寝ちゃったら、大丈夫。
…って、寝れないし!
どうしよう、って思ってたら、シャワーの止まる音がして、バスルームから出てくる気配がする。
目を閉じて、寝たふりしてると、としくんがベッドに潜り込んでくる。
「A?」
って、呼ばれるけど、眠ったふり。
だけど、優しいキスをされて、部屋着のボタンを1つ1つ外されるから、
さすがに抵抗して、身をよじると、
「ほら、起きた。」
って、笑ってる。
「…電気、消して。」
せめてもの、私の抵抗。
「今日は、このままでしよ?」
って、いつもされる前の本気のキスをされる。
強引にブラの中に指が入ってくるから、
「…やだ…」
って、拒否の言葉を出すと、すぐにキスで封じられる。
いつもは優しいのに、する時だけは、全然言うこときいてくれない。
結局、電気、つけっぱなしだし。
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りた(プロフ) - あっちゃんさん» コメントありがとうございます(≧∇≦*)そう言って、いただけてありがたいです。近々更新予定ですので、どうぞよろしくお願いします(≧∇≦*) (2015年11月9日 7時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - とても好きなお話なので更新楽しみにしてます。 (2015年11月8日 23時) (レス) id: 32077ab7c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わかめ | 作成日時:2015年9月25日 11時