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「A、ごめんね。
俺、あれから爆睡しちゃってたみたいで。
１人で寝かしちゃってごめん。」
って、私のベッドに入ってきて、ぎゅーって抱きしめてくれる。
そんなとしくんが大好きだから、私もぎゅーって、抱きしめ返す。
なのに、としくんはもう服の中に手を入れちゃってるし、大人みたいなキスをしてくるし。
気が付いたら、私は服を脱がされて、襲われかけてる。
「…としくん？」
不安になって、キスの合間に声をかけたら、
「Aに癒してもらってもいい？」
って、甘えるように聞いてきて、また、大人なキスを始めた。
これで、としくんのこと癒せるの？
それなら、毎日されてもいいよ。
今日はいつもより、なんか余裕がない感じで、としくんが私を必要としてるんだな、ってことが伝わってくるから。
としくんになら、何されてもいいもん。
毎朝、一緒に登校するけど、正門に入ると、ちょっと距離を開けて部室へ向かう。
まだ、私達のこと誰にも言ってないから。
「Aが、なんか言われちゃったら困るからね。」
って、としくんは心配してくれるけど。
別にいいのに。
１年生の女子は、みんな玉森先輩のことが好きだから、私がとしくんと付き合ってるって知っても、きっと「だから何？」って感じだと思う。
涼ちゃんと、発注する看板のサイズを確認してたら、急に、
「Aちゃんって、宮田先輩と高校生の時から付き合ってんだって？」
って、言われて、思わず持っていた書類を落としてしまいそうになる。
「…え？何で？」
「斎藤先輩から聞いた。」
斎藤先輩って、３年生の先輩だよね？
多分、涼ちゃんのこと好きなんじゃないかな、って薄々は感じてたけど。
べらべら喋っちゃうって、どうなの？
「…内緒にしといてほしい？」
なんて、上目遣いで聞いてくるから、背筋がぞーって、寒くなる。
何？
私のこと脅すつもりなのかな。
ありえないんだけど。
「別にいいよ。
しゃべっちゃっても。」
「何で？
隠してたんじゃないの？」
「隠しとけって、４年の先輩に言われたから隠してただけだから。」
って、そっけなく答えるけど、
「それって、玉森先輩達もそう言われてたの？」
とか聞かれるから、言葉に詰まる。。
知ってんの？
玉森先輩と凜ちゃんのこと。
「知ってるよ。
裕太先輩は凜先輩と付き合ってんでしょ？」
…って、涼ちゃん、もしかして私の心読んでる？
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りた(プロフ) - あっちゃんさん» コメントありがとうございます(≧∇≦*)そう言って、いただけてありがたいです。近々更新予定ですので、どうぞよろしくお願いします(≧∇≦*) (2015年11月9日 7時) (
レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - とても好きなお話なので更新楽しみにしてます。 (2015年11月8日 23時) (レス) id: 32077ab7c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめ
| 作成日時：2015年9月25日 11時
